ホノルルマラソンは時間制限がないので参加しやすいことで知られていますが、リタイアする人も少なからずいます。
どのくらいいるのか知っておけばもしリタイアする時も怖くないですね!
ホノルルマラソンで途中棄権する人数は何人いるのか、参加する人数や完走率についても確認してみましょう~!
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ホノルルマラソンでリタイアする人はいる?
誰でも参加できることが特徴のホノルルマラソンは、時間制限が決められていないので走る意欲さえあればいくらかかっても強制的に終了させられることはありません。
そんなマラソンでリタイアしてしまう人はいるのでしょうか。
周りの人がみんなゴールしていたらちょっと疲れてきたくらいではリタイアするのはちょっと言いにくいしできないですよね…。
実際に走った人の中でも、リタイアしたかったけどやり方も分からないし、誰もリタイアしていなかったからできなかった、という声も感想であるようです。
ですが、ホノルルマラソンで途中棄権する人はいますから安心(?)してください。
【関連記事】リタイアする時の仕方についてはこちらも参考に。
→■ホノルルマラソンでリタイアする人いる?途中棄権のやり方や方法は!
ホノルルマラソンの完走率はかなり高い!これって本当?
正確に発表されてはいませんが、当日にスタートラインから出発した人の完走率はかなり高くて約99%だといわれます。(ホノルルマラソン事務局の発表より)
毎年3万人近くの人がエントリーしているので、99%が完走するのなら計算上では1%の300人はリタイアしているということになります。
でもあんまりリタイアしたという話って聞かないですよね…。
ゼロとは言いませんがせめて数十人くらいでしょうか。何百人もリタイアしているとは考えにくい気もします。
300人もコース中でリタイアしていたら搬送する車も足りないでしょうし、負傷者や体調不良者であれば救護テント内も溢れかえってしまいます。
それとも完走率は99.9%もあるとか?
99%と99.9%だと3万人という人数では大きく変わってきます。そう思って調べていたところ、エントリー人数と実際に走った人数がずいぶん違うことが分かってきました。
ホノルルマラソンにエントリーだけする人も多くいる?
毎年のホノルルマラソンのエントリー者数は近年は3万人にも上っています。
しかし、実はエントリーだけしておいて実際には走っていない人もいるのだとか。
なぜそんな人が出てくるのでしょうか。
日本からホノルルマラソンに参加する場合は個人エントリーをするか旅行会社を通じて申し込みをします。
その際には航空チケットや宿泊するホテルも一緒に予約をすることが多いですから、ホノルルマラソンに申し込みをする際に何十万もかかっています。
ですので、日本人が申し込みをしておいて実際にはスタートラインに立っていなかった、ということはあまり考えにくいと思います。
しかし、現地に住んでいる人となると話は変わってきますね。ハワイに在住している人は、ホノルルマラソンのエントリー代さえ払えば参加できます。
そしてエントリー代は単体では早くに申し込みしておくほど安いので、「とりあえず今年のマラソン、エントリーしておくか」くらいの軽い気持ちで現地の人は申し込んでいるようです。
でも実際には走らないことも多く、名義の変更はできませんが走りたい人がいた時にはゼッケンを譲ってしまうこともどうやらあるようで。
そうなるとスタートラインに立つ人数はエントリー人数と変わってきます。
ホノルルマラソン事務局ではその人数については明らかにしていません。
ですので「スタートライン」に立つことができた人数のうち、99%は完走しているという高い完走率が成り立つわけですね。
エントリー人数から完走した人数を割り出したら極端に少なくなってくると思われます。
※追記!2017年ホノルルマラソンのリタイア人数と完走率!
事務局に問い合わせてみたところ、昨年(2017年)の人数については、
レース出場者数が21006人、完走者数は20395人、完走率は97.1%だということでした。
つまり途中リタイアの人数は611人ということになりますね。結構多い!
エントリー人数、レース出場者数については違いがあるので、このまま読み進めてみてください。
ホノルルマラソンでのエントリー人数と完走者の人数は?
ホノルルマラソン日本事務局で公開されているデータとして、ずいぶん過去になりますが2005年の大会参加者の成績として完走者数が発表されています。
実際のエントリー人数と完走した人数がどれくらいなのか、気になったので確認してみました。
●2005年・第33回ホノルルマラソン大会のエントリー数・・・28048人
●そのうちの日本人エントリー数・・・17345人
●男性の完走者数・・・8369人
●女性の完走者数・・・7828人、合計16197人
つまり、28048人のエントリーに対し、完走したのは16197人!!
28000人もエントリーしているなら27700人くらいはゴールテープを切っているのかと思ったら、以外にも16197人と随分少なくなっています。
このエントリー人数と完走者数だけで完走した割合を計算してみると、57.7%になりました。
実際に走った人の割合ではないのであまり参考になる数字ではないですが、エントリーだけしておいて当日に参加していない人は結構多いのだと推測できますね。
※繰り返しますが2005年のデータですので、ここ数年の完走者数やエントリー数ではありません。
ホノルルマラソンでのリタイア(途中棄権)は何人いる?
先ほどの2005年のデータでは、16197人が完走していました。
この人数で完走率99%だった場合、実際に走った人数は16360人、そのうちリタイアした人数は163人ということになります。
もし完走率が99.9%だった場合、実際に走った人数は16213人で、リタイアした人数は16人ということになりますね。
正式なリタイア者数は事務局の方でも把握していないようなので大まかな計算にはなりますが、やはり完走率99%以上なのであれば、リタイア者数は数十人は出ているのではないかと思われます。
あくまで計算上です。(計算間違いだったらすみません)
ホノルルマラソンでリタイアする人数は何人?完走率が知りたい!のまとめ
時間制限のないホノルルマラソンですので、何時間かかってもゴールしたと認めてくれる一方で、遅すぎていつまでたってもゴールが見えてこないと体力的にも限界があるかと思います。
もちろんどれだけかかってもゴールした時の達成感は一生ものでしょうし、やり遂げたという満足感がありますから参加する以上はぜひ完走を目指して頑張ることは素晴らしいですね。
しかし、だからといって途中棄権してはいけないということではないです。
本当に具合が悪くなることもあるでしょうし、運動不足の人は慣れない運動で足が痛くなったりすることもあるでしょう。
せっかくハワイへ行っているのですから、限界の限界まで無理してマラソンを頑張って、その後寝込んでしまうより、ある程度で割り切ってリタイアすることもひとつの手段だと思います。
最終完走者のタイムは、年代によっても変わりますが12時間から13時間かかっています。
朝5時に出発して、13時間かかったら夜6時!
タイムとして認めてくれるものの、最近のホノルルマラソンはお昼を過ぎた2時以降は道路の交通規制が解除されますので、その後も続ける人は歩道に上がって走ることになります。
無理せず楽しく、ホノルルマラソンに参加してくださいね~。