ホノルルマラソンは日本人も多く参加する恒例のマラソン大会ですが、リタイアするは人いるのでしょうか?
ホノルルマラソンは時間制限がないということで安心だと思う一方、途中棄権でリタイアできないのではプレッシャーにも感じてしまいますね!
今回はリタイアの仕方について見ていきます。
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ホノルルマラソンでリタイア(途中棄権)する人はいるの?
完走率が高いことでも知られているホノルルマラソンですが、リタイア(途中棄権)する人は実際にどれくらいいるのでしょうか。
約3万人がエントリーするホノルルマラソンでは、完走率は97%~99%だといいます。
ということは毎年300人から900人は何かしらの理由でリタイアをしているということになりますね。
2017年12月に行われたホノルルマラソンでは、車いす競技部門を含む28,675人がエントリーしています。(日本人はその中で11,087人)
足をひねって怪我をしてしまったり、体調が優れていないまま出場して悪化してしまったりと様々な理由があるかと思いますが、フルマラソンは42.195㎞もあるので調子が悪くなったまま走り続けるのはかなり難しいと思います。
また、ハワイは常夏ですから12月ももちろん夏のような気候です。
寒い季節の日本から、しかも時差もある状態で長時間飛行機に乗っていくので、普段よりもコンディションが優れないという人もいるでしょう。
ホノルルマラソンは日中の気温の上昇も考慮して朝5時のまだ暗い時間からスタートしますが、それでも炎天下になってしまう年によってはリタイアする人数が増えることもあるようです。
ホノルルマラソンでリタイアする時のやり方や方法を確認!
2017年ホノルルマラソンでのリタイア方法は、コース内をスタッフ車両として合計7台が黄色い回転灯をつけながら巡回していますので、自己申告してリタイアをします。
しかし長いコース内を7台しか周っていないので、タイミングよくスタッフ車両が近くにいるとは限りません。
足が痛くてコースの端で休んでいたとしても、リタイアする意思があるのかただの休憩なのかは分からないので、気がついてもらえないと通過されてしまうこともあるようです。
コース内には水の補給などを行う「エイドステーション」という箇所が設置されています。数が毎年変わっていますが2017年では17か所用意されており、靴擦れ時に使う絆創膏やワセリン、水やスポーツドリンクの補給も行う場所です。
リタイアをしたいという人は、できれば近くのエイドステーションまで行ってそこで自己申告するのが確実です。
スタッフはほとんどが地元の人たちですが、1/3以上も日本人が参加するホノルルマラソンですから英語ができなくても理解してくれます。
ちなみに、英語で「リタイア(Retire)」と言っても通じますし、
マラソンで途中棄権することを
「drop out of the marathon」
ともいうようなので、いくつかの単語で通じるでしょう。
ワイキキやホノルルは英語ができなくても何とかなります。(でも何とか英語ができるようになりたいと思うようになります…)
ホノルルマラソンでリタイアしないために違うコースの選択も
メインの42.195㎞走るフルマラソンの他に、10㎞のラン&ウォークというコースもあります。
もしフルマラソンで走ることが不安なら、雰囲気は同じく楽しめて10㎞で終了するラン&ウォークを選んでおいても良いですね。
2017年に「10kラン&ウォーク」に参加したのは4,907人でそのうち日本人は2,429人でした。
その前の年までは「レースデーウォーク」とされていて、むしろ走ることが禁止で歩くのみの内容でしたが、2017年から走っても歩いても可能なイベント内容に変更されました。
簡単に思うかもしれませんがそれでも10㎞はありますからね。日ごろ運動不足なら10㎞だけでも結構大変です。
しかし気をつけておきたいことは、一度申し込みをしたエントリーは種目の変更ができないことです。
変更をしたい場合は改めて希望するコースで申し込みを新規でする必要があるのですが、先に申し込みをしたエントリーをキャンセルしても返金してもらえません。
一度申し込んでから違うコースのエントリーをする場合は料金が2倍かかってしまうということですね。
ツアーで申し込んだ場合も変更はできなくなってしまうので、もうすでにフルマラソンで申し込みが完了しているなら、リタイアもできることを頭に入れて割り切って参加してしまうのも手ですね。
ホノルルマラソンでリタイア(途中棄権)したら完走Tシャツはもらえない?
ホノルルマラソンで完走すると必ずもらえるという「完走Tシャツ」と「完走メダル」。
実は完走していなくてももらえます!
ゴールが「カピオラニ公園」になりますが、その中に設置されているフィニッシャーテントへ行くとゼッケンにチェックを入れることで完走Tシャツと引き換えてくれます。
当日にもらい忘れたとしても、翌日も同じくカピオラニ公園に設置されている完走証の受け取り所にゼッケンを持って行くと、同様の手順で完走Tシャツがもらえます。
完走してもらえるというもう一つの「完走メダル」がありますが、ゴールテープを通ったら30mほど進んだところでスタッフの人から直接首にかけてもらえるようです。
リタイアするとスタッフ車両に乗って別のルートからカピオラニ公園へ入りますので、完走メダルをもらうことは絶対にできないこともありませんが、かなりもらいにくいかと思います。
実際にリタイアしてしまった人も、完走Tシャツはもらっている人は多くいるようですが完走メダルももらってきたという話はあまり聞きません。
完走していないのにメダルをもらうことにちょっと後ろめたさも感じてしまうでしょうからね…。
「もらい忘れた」と自己申告すれば何とかもらうことはできるかもしれません。
ホノルルマラソンでリタイアする人いる?途中棄権のやり方や方法は!のまとめ
ここまで、ホノルルマラソンを途中棄権(リタイア)すること大前提でお伝えしてきましたが、改めて言いますが97%以上のほとんどの人は完走しています。
エントリーも7歳以上の人なら誰でも参加可能で(14歳までは保護者同伴が条件)、時間制限もないですし歩いても休んでもOKな、とにかく参加することに意義がある!というようなマラソンです。
マラソンではありますが、ホノルルのお祭りといった方が良いような楽しく盛り上がれるイベントです。
リタイアは最終手段でとっておいて、行けるところまでは楽しんで参加してみるといいですね!
しかし無理して頑張りすぎてゴールしても、その後の体調不良がすごくてせっかくのハワイ旅行が楽しめません。
足の痛みを我慢しすぎると観光で歩くことが難しくなりますし、マラソンで無理をしすぎると自律神経の乱れから体温調節のコントロールがうまくいかなくて、風邪でもないのに寒気を感じるようになる人も出ています。
ハワイへ出発する前から日本でジョギングしたり基礎体力をつけておくことも効果的かと思いますが、当日急に具合が悪くなる人やコンディションが良くない人だっていますからね。
日本は寒い12月でもハワイは天気によっては炎天下です。
リタイアすることは恥ずかしくないですし、我慢しすぎるよりも早めの決断で途中棄権しても大丈夫です!
楽しんでホノルルマラソンに行ってきてくださいね~!