キラウエア火山が噴火して、ハワイ旅行に行く予定の人や家族がハワイへ行っている人は大丈夫なのでしょうか。
旅行の予約をキャンセルしていいものかどうかも心配です。
ハワイ島の火山が噴火した後のホノルルやワイキキの現在の様子も確認していきます!
ハワイ旅行の予定あり!噴火の影響は大丈夫?
ハワイ島のキラウエア火山が現地時間の5月3日に噴火していますが、3日後の5月6日も噴火活動が止まっていません。
現地時間の6日では、溶岩がすでに住宅にまで到達し26軒が倒壊、2000人に及ぶ地元住民が避難を余儀なくされています。
しかし、この場所はハワイ州の中のハワイ島のレイラニ・エステーツという地域での現地情報です。
ハワイに旅行では、ほとんどの人がハワイ島ではなくホノルル空港やワイキキがあるオアフ島へ行きます。
オアフ島内では火山は噴火していませんし、現在のところは噴煙などの影響も発表されておらず、島内では天気も立ち入り禁止区域などもなく、噴火前と変わらずに過ごしています。
日本時間5月17日の時点では現在もハワイ島のキラウエア火山は活発な火山活動が続いていて、15日には警戒レベルを赤(レッド)に引き上げています。
ハワイ島で被害を受けた建物は37棟に上っていますが人的な被害は出ていません。
しかしハワイ島内では21ヶ所で亀裂が確認されていて、そのうちの17ヶ所目は特に大きく溶岩が30mを越える高さまで上がっています。
今後も水蒸気爆発による大規模噴火には備えておいた方が良さそうです。
※追記~
6月2日にはついに溶岩が淡水湖(グリーンレイク)に流れ込み、午前10時に流れた溶岩が同日の午後3時には溶岩ですべて埋め尽くされて湖水はすべて消失したと発表されました。
グリーンレイクは遊泳スポットとして一時は水深は61mまであったそうで、これが数時間ですべて蒸発してしまったというのは自然の威力を感じます。
1ヶ月以上も溶岩の流出が続き、すでに20平方kmが溶岩に覆われています。
2018年5月30日 5:00更新
キラウエア火山の噴出物質について、ハワイへの訪問者が不安を抱えていることを受け、ハワイ州知事デービッド・イゲならびにハワイ州衛生局長バージニア・プレスラー博が、5月25日(ハワイ時間)に、「ハワイ諸島の大気は安全であり、ご旅行の計画を躊躇される必要はない」との声明を発表しました。
プレスラー博士は次のように述べております。
「ハワイ諸島の大部分において大気の汚染はなく、衛生上問題はありません。オアフ島、マウイ島、モロカイ島、ラナイ島およびカウアイ島にはキラウエア火山の噴出物質による影響は全くありません。ハワイ諸島は、全体を通して天候がよく、貿易風がいたるところに吹いておりますので、快適なご旅行を楽しんでいただけることでしょう。もちろんハワイ島のヒロ、パホア、コナおよびコハラコーストも同様です。
皆様に注意を払っていただきたいのは、ハワイ島で溶岩が流れているプナ南地区およびそこから吹く風下地域です。特に、呼吸器系の疾患がある方はお気をつけください。現在ヴォグが大量に発生しており、キラウエア山頂からの火山灰の噴煙(プルーム)も時折起こっております。これによりハワイ島南東部の地域には影響が出ております。ヒロ以南の観光地では、常に最新の大気情報をご確認ください。特に風の状態が変わった際にはお気をつけてください。幸運なことに、貿易風が吹いている間はヴォグや火山灰は、通常南西方向に流れ、ハワイ諸島から離れ、海上に移動します。」
【関連記事】キラウエア火山の噴火の様子やハワイ本当との位置関係などを詳しく知りたい人はコチラ
→■ホノルルは噴火の影響ある?ハワイ島キラウエア火山の噴煙や観光は?
ハワイ旅行は大丈夫?ホノルル・ワイキキの現在の様子は?
Twitterやインスタでハワイ旅行に訪れた人を見てみると、火山噴火とは無縁の旅行内容や風景の写真が見られます。
非常事態宣言などはハワイ島の一部のエリアに限られているので、オアフ島のホノルルやワイキキでは買い物も観光も特に火山噴火前と変わった様子は見られません。
ワイキキビーチ沿い@ハワイ
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ハワイは木も大きい〜〜!(*゚▽゚*)
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カイルアビーチ@ハワイ
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ハワおは!
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— なんちゃん (@nao31n31n) 2018年5月6日
ハワイは急に天候が変わって雨が降ったりすることもありますが、ハワイらしい青空もあって噴火の影響は見られませんね。
SNS映えする写真もたくさん撮れるスポットがありますので、どこに行ってもいい写真が撮れそうです。
ハワイ旅行の観光客はどれくらい?
ハワイへ訪れる観光客は、どのくらいの人数でどこの国からきているのか気になったので調べてみました。
イメージとしては「日本人と言えばハワイ」と日本から行く海外旅行の定番なイメージでしたので、ハワイに着いたらそこらじゅう日本人だらけ?なのかと思いましたが…、
2016年のハワイへ観光で訪れた人の総人数は800万人で、昨年の2017年の統計ではさらに大きく上回り938万人だったと発表されています。
平均滞在日数は8.95日、平均消費額は19万6千円となっていました。(2017年)
この中で日本人の割合はというと、2016年の800万人に対し137万人。
ハワイの観光客全体の17%ということでした。
イメージ的にはもっと多いのではないかと思っていましたが、意外に少ない数字でしたね。
しかし、日本人が訪れるエリアはオアフ島のホノルル、ワイキキが圧倒的に多く、マウイ島などの他の島は少ないので、やはりホノルル周辺では日本人観光客の割合はかなり大きいようです。
ハワイ旅行は噴火後に影響ある?ホノルル・ワイキキの現在の様子!のまとめ
ハワイの中でもオアフ島やホノルル、ワイキキと場所が違うとはいえ、噴火活動が止まらないことには不安はあります。
ハワイの火山観測所では、むしろ噴火活動が強まっていて2週間~数ヶ月続くのでは、という見方もあるようで、長期化の懸念もされています。
しかしハワイの地元観光関係者は「観光への影響は一切ない」としていて、噴火の影響のある地区は観光のエリアとは離れていることも挙げています。
ハワイ州のイゲ州知事は、「世界の人々がハワイへの旅行に不安を感じているかもしれませんが、現段階ではキラウエア火山の斜面の一部のエリアに対して避難指示が出ており、旅行で訪れることは安心してほしいと考えている」と声明で発表でしています。
今後も噴火に対するニュースは注目しておいた方が良いかとは思いますが、とりあえず現時点ではハワイ旅行でオアフ島へ行ってもキラウエア火山の噴火の影響はないようです。
また、今のところはハワイ旅行ツアーを中止する旅行会社は出ていません。
成田空港や羽田空港のホノルル空港の発着便をチェックしてみても、すべて定刻通りのフライト情報となっていて、本数が減ったりフライトキャンセルにもなっていませんから、ハワイ旅行には問題なく行けそうです。
ただ、当然ですがハワイ島のキラウエア火山を観に行くオプショナルツアーなどはすべて中止となっていますので、何ヶ月も前にハワイ旅行を申し込んだ人はツアーの内容は変更になっているでしょう。
キラウエア火山へ行くツアーも人気のコースでしたからね…。
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→■ホノルルは噴火の影響ある?ハワイ島キラウエア火山の噴煙や観光は?
今回のキラウエア火山の噴火は、ハワイではしっかり観察して予兆も把握していたうえでの噴火ですので、規制線等の準備も万端で死傷者は現時点で一人も出ていません。
ハワイを訪れる予定のある人は、旅行会社への事前の確認やニュースもチェックして、安全に楽しんできてください!