なんと日本で初となる、運賃無料のタクシーが走るそうです!
いつから始まるの?どこで乗れるの?運賃無料タクシーの仕組みは?大丈夫?
と疑問だらけなので、気になることから見ていこうと思います!
15歳で起業したという若手実業家の社長も気になります~!
Contents
運賃無料タクシーって何?無料の仕組みとは
無料で乗れるタクシーが現実的に可能なんて、固定概念がひっくり返されて混乱気味ではありますが、一体どういうことなのでしょうか。
アメリカではすでに同じような運行サービスがあり、ウーバー・テクノロジーズという会社が運営する配車サービスではスマートフォンのアプリで申し込みをします。
アプリは事前登録が必要なため、利用者の情報が送られることになります。
その後到着したタクシーに乗っている間に乗ると、事前に送られていた利用者の情報を基にした広告が自動的に配信されるようになります。
このような形で利用者が興味や関心を持っていそうな広告を流せるということが最大のポイントで、運賃の費用は広告のスポンサーが負担することになります。
つまり利用者は広告を見る代わりに無料でタクシーを利用することができるという訳ですね。
運賃無料タクシーはいつから運行開始する?
現時点では、まだ予定ではありますが、2019年の3月から無料での運行サービスが始まるようです。
運賃無料タクシーは、福岡市のnommoc(ノモック)という新会社で運営されます。
ノモックは、クラウドファンディングサービスで目標額の5000万円を調達する見込みで、5月8日20時から正式な募集が開示され、12日から申し込みの受付を開始します。
アメリカで行われているのと同じシステムで、スマートフォンのアプリを使って配車の申し込みをして、目的地まで無料で乗れるというサービスです。
AI技術によってユーザーの行動パターンが分析されて、なんと先回りしてスタンバイしてくれるようになったり、好みを学習することでよりニーズに沿った行き先や情報が受け取れるようになるのだそうです。
ハイテクな時代にどんどん変わっていきますね。
運転手さんとのやり取りがなくても自動的にルートや様々な情報を提示してくれるのでしょう。
「分からないことは運転手さんに聞く」時代が終わってしまうのでしょうか。
運賃無料タクシーはどこで乗れるの?
まずは会社のある福岡市の天神を中心にスタートすることを予定しているそうです。
その後にはすぐ控えている東京オリンピックに間に合うように東京などにも展開予定で、その後には海外進出も計画されていてシンガポールにも展開していく予定です。
スタート時は天神をタクシー10台ほどから始めていくそうですが、2019年の3月から初めて東京オリンピックなんてすぐ翌年の2020年ですからね。
こんなにすぐ台数を増やしていくことが簡単に出来るのでしょうか。頭の固い人には理解を超えた事業内容です。
東京だけでなく全国の主要都市を目指すそうなので、大阪・名古屋・札幌・横浜・仙台などにも配車されていくのかもしれませんね。
運賃無料タクシーの15歳で起業した社長とは!
15歳で起業した若手実業家は、福岡県出身の吉田拓巳(よしだたくみ)さんです。
現在15歳なのかと思ったら、1995年6月29日生まれで2018年5月現在は22歳となっていました。
それでもずいぶん若いです。
2011年に15歳で起業して株式会社セブンセンスを創業しました。
操業して1年後の2012年には、「インターネットを使って面白いことがしたい」と10代に向けた模擬選挙のサービスを始めています。
6日程度で作ったページが、なんと公開初日に閲覧数が100万ページもいったのだとか。その年には広告賞も受賞しています。
なんでそんなに閲覧数が集中したのか、この仕組みを作っていくのが凄いのですが、SNSをうまく使いながらロゴなども投票で決めていったりと、プロモーション活動が上手にできていたのですね。
坂本龍一さんやロンドンブーツの田村淳さんも見つけて拡散してくれたことも後押しし1週間で1000万ページと伸びていきました。
リサイクルショップや国家試験、入試試験の企画制作をつくるという同じ名前の会社がいくつかありますが、吉田拓巳さんが代表取締を務めるセブンセンスはアーティストの全国ツアーの映像演出やVJ、飲食店や商品のブランディングも行っています
2017年5月27日にお台場海浜公園で開かれた未来型花火「STAR ISLAND」や、9月に同場所開催のULTRA JAPANにも携わっています。
これからの予定としては、2018年6月21日に開業のMORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderlessというデジタルアート作品も手がけています。
6月21日にお台場でオープンする世界初のデジタルアートミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」超巨大空間で、通路までもアートの一つとなっていて、本当にすごいものが出来上がって来てる!#teamlab #チームラボ #チームラボボーダレス #teamLabBorderless pic.twitter.com/lUaXcHL1mB
— 吉田拓巳 (@TKMiVJ) 2018年5月7日
株式会社セブンセンス
代表取締役 吉田拓巳
所在地 福岡県福岡市博多区下川端町9-15
設立 2011年6月
初めて起業から7年経つのを機に『nommoc』という新しい会社を立ち上げました。全ての移動を無料にする全く新しい移動体験を提供します!約1分で分かるサービス説明動画を作りました。ぜひご覧ください。応援よろしくお願い致します。興味ある方は気軽にご連絡下さい。https://t.co/WNWL8qFu8e pic.twitter.com/zTW4nH8qfH
— 吉田拓巳 (@TKMiVJ) 2018年5月8日
2016年、20歳の時に受けたインタビューで「人々が想像していない体験は、いずれ拡散材料になる」と述べている吉田拓巳さん。
まさに今回の「運賃無料タクシー」はその考えのもとに出てきた画期的なサービスと言えますね。
これからの吉田拓巳さんの活動にも注目していきたいです。
運賃無料タクシーはいつからどこで乗れる?15歳起業の社長は誰?のまとめ
今までなかった新しいサービスなので、どうなっていくのか楽しみですね。
思えば広告収入で考えれば民放のテレビだってスポンサーがいてCMを流して視聴者は無料で観られるわけですし、電車内やバス、街中の広告にも広告収入がありますから、それをタクシーに当てはめると考えれば、今までなかったということが不思議だったことなのかもしれません。
既存のタクシー業界が黙っても守っていてくれるのかどうかも分からないですし、もしかしたら大きな抗議をしてくる可能性も出てくるかもしれませんね。
頭の考えをひっくり返したようなこの運賃無料タクシーは、クリエイティブな若手実業家だからことの発案とも言えるでしょう。
まだ運賃無料タクシーは運行が決定したわけではありません。「FUNDINNO」(ファンディーノ)という株式投資型のクラウドファンディングでどれだけ賛同を得られて資金が集まるのかにかかっています。
しかし、東京オリンピックや海外進出も視野に入れた大掛かりなサービスですから、相応の見込みがあると踏んだうえでの計画なのでしょう。
ファンディーノはこれまた日本初の株式型のクラウドファンディングで、一定の審査をクリアした企業しか取り扱ってくれないそうです。
ですので半端な内容では扱ってもらえないということですね。
ファンディーノもサポートサービスがあり、事業計画の管理や更なる資金調達の提案なども行っています。
22歳の若手実業家が一人で思いつきで始めるのではなく、すでに多くの人が関わって計画されている事業ですので、そういう意味でもしっかりしたサービスになっていくのかな、という安心感もありますね。
個人的には車内で広告を観ることで無料でタクシーに乗れるなら、それは是非とも利用してみたいです!