ピンクのバッタを発見?値段や価格はつく?突然変異の原因は!

ピンクのバッタは、実は結構前から発見されているようです。

もし捕まえたら昆虫ショップに持って行ったら値段や価格はつくのでしょうか?

草むらで見つからない場合はお店でも売っていればすぐに見られるんですが、今のところお店で見たことはないですね。

そもそもピンクのバッタは突然変異?
原因や繁殖ができるのかも見ていきたいと思います!

 








ピンクのバッタを発見されている!どこにいる?

2014年の8月には群馬県高崎市の小学生がお墓参りに行った際の草むらで偶然発見したのだそうです。

この小学生が見つけたのはヒナバッタ」という体長2㎝ほどの小さなバッタでした。

海外でも何例か見つかっていて、2011年7月にイギリスの自然保護区域で遊んでいた7歳の子供が2匹同時に見つけたという例もあります。

 

●2017年5月、調布市在住の5歳児が、都立武蔵野の森公園で発見し捕まえました。

2歳から昆虫図鑑を読むほど昆虫好きの5歳の男の子は、幼稚園の帰り道でいつものように昆虫探しをしていたところ発見したのだそうです。
体長は2㎝の「ヒナバッタ」という種類でした。

 

●2015年8月、横浜市金沢区のサツマイモ畑で学校の教師が畑作業をしていた際に見つけました。

この教師は生物の先生でした。すでに足が1本とれていた状態だったので、捕獲はしないで撮影だけしたそうです。

●2014年9月、和歌山県田辺市で34歳の会社員が親せきの家の家庭菜園で発見。
このバッタはキリギリス科のクビキリギス」という種類で体長約3㎝の幼虫でした。

 

●2014年9月、神戸市垂水区の住宅地の中にあるコンビニの壁にいるのを見つけたのは52歳の主婦の方です。
これもクビキリギス」の幼虫で体長は2.5㎝ほどでした。

 

●2012年9月、静岡市葵区で5歳の幼稚園児が安倍川河川敷で発見。
2㎝ほどのバッタは「ツチイナゴ」という種類の幼虫でした。

 

ということで、見つかったピンクのバッタの種類は

●ヒナバッタ
●クビキリギス
●ツチイナゴ

で、どれも体調2~3㎝の小さな幼虫の状態が多かったようですね。

場所は様々で公園や草むら、畑などいつもバッタがいるところに紛れているみたいです。

地域も特定の場所ではなく、どこにでもいる可能性があるようです。

コンビニの壁にいるのを見つけた事例の時はとってもびっくりしたでしょう。
遠目で見たらとてもバッタには見えないので、よく見つけましたね。

 





ピンクのバッタを発見したら値段や価格はつく?

もし発見したら、昆虫ショップやお店、マニアの人の買い取りはあるのでしょうか。

確認してみましたが、特に売ってほしいとか買い取りを募集しているところは見つかりませんでした…。

もしかしたら近くのお店で買い取ってくれるところもあるかもしれませんので、見つけたら連絡してみると良いかもしれません。

 

しかし、バッタの寿命はとても短いですし、ピンク色を残したまま標本にするのはとても難しいそうなので、あまり値段の期待はできないと思われます。

SNSに載せたら興味がある人が連絡してくるかもしれませんね。

あとはニュースで名前が載るかも?

 

ピンクのバッタは突然変異?原因が知りたい!

調べてみると、やはりピンクになるのは突然変異ということでした。

一般的には緑や茶色になるバッタですが、突然変異によりこれらの色素が出なくなってしまうことでピンクのバッタが誕生するのだそうです。

 

この突然変異が起こる原因までは分かっていません。

しかし遺伝子異常による突然変異なのではないか、ということでした。

なかなか発見されないのは、人間が見つける前に天敵に先に見つかってしまっているためだとも言われます。

バッタを食べる天敵と言えばカエルやカマキリ、モグラなんかがいますね。

 

これらの生き物がカラーで外の世界を見ているのか疑問にも思いますが、やはり一般的には草の色と同じく緑や茶色の疑似色になっているのを考えると、ピンク色は相当目立つカラーなのでしょう。

 

ピンクのバッタの繁殖も確認されているらしい

突然変異で全身ピンクのバッタが産まれるのですが、千葉県東金市の千葉県立農業大学校では、ピンクのバッタの親子が見つかったということで、親の持つピンクを子が引き継いだことが分かったそうです。

しかも「単為生殖」で、雄がいない状態で産まれたのだとか。

自然界で考えればかなり目立つので、やはり天敵には狙われやすいですね。

産まれたのはメスだったそうなので、今後も単為生殖で子供が産まれるのか、産まれたら何色なのかという研究は続きそうです、

 

ピンクのバッタを発見?値段や価格はつく?突然変異の原因は!のまとめ

珍しいピンクのバッタですが、よ~く探せば見つからなくもないということですので、買い取ってもらうことを期待してしまうと少々がっかりするかもしれません。

 

しかし、いつもと違う色のバッタを見つけたら、子供はもちろん大人も興奮してしまいそうです!

ぜひ昆虫採集に行く時はピンクのバッタもいないかどうか、一緒に探してみてくださいね。