野菜が値上がりする理由には、色々あるとは思いますがどんな事情があるのでしょうか?
原因が分かればいつまで野菜の価格高騰が続くのかも分かるのか、気になったので調べてみました!
野菜の値上がりが落ち着くことを祈っています。
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野菜が値上がりする理由とは?
どの季節でも野菜が影響を受けるのは天候ではありますが、その中でも夏野菜は暑くなりすぎても涼しくても野菜の成長には問題が出てきます。
冬野菜の場合は2017年から2018年にかけて今までに例を見ないほどの値上がりでした。
レタスが1玉500円、キャベツも400円台となり、白菜や大根も例年の2倍に高騰したために多くの家計を直撃しましたね…。
2018年3月に入ってようやく落ち着きを取り戻したわけですが、今度は夏の野菜が7月後半から徐々に値上がりが始まっています。
7月の西日本豪雨や関東地方も6月29日に梅雨明けしてほとんど雨の降らない猛暑を超えた酷暑が続いていることが今回の値上がりの理由と言えます。
さらに、豪雨も酷暑も関係がなさそうな北海道でも収穫量が減っていると言います。
その理由は、曇りの日が続いているということで、日照不足が関係してきているようです。
●猛暑を超える酷暑による高温や干ばつ
●北海道の曇天による日照不足
雨が降らないで炎天下でも葉に水分がいきわたらずダメになり、豪雨では水没したりしてダメになり、曇りでも日照不足でダメになる…。
何とか収穫された野菜も、北海道や東北から関東に運ばれてくるトラックでの長距離の移動中に傷んだり腐ったりしてしまうのだそうです。
農業って、本当に天気に左右されて大変なんですね…。
夏野菜の値上がり率が高いのはどれ?
2018年7月時点で昨年の同じ時期と比べて値上がり率が高くなっているのは、
●キャベツ・・・5割増
●ほうれん草・・・3割増
●トマト・・・2割増
●ピーマン・・・2割増
なのだそうで、じゃがいもなどは逆に昨年よりも安くなっているとのことですが、全体で見るとやはり値上がりしている野菜の方が圧倒的に多く、7月末時点で全体での価格は15%ほど高騰しているのだそうです。
他にも、レタスは3週間で3倍に高騰しています。
しかも今後のレタスの収穫も雨不足の影響により収穫が見込めないということで、8月にかけてさらに値上がりが続いてしまいそうです。
ある農家では予定の20%しか収穫ができていないそうなので、需要と供給が間に合わなくなってきますね。
野菜が値上がり・価格高騰はいつまで続く?落ち着くのはいつ?
7月の豪雨や高温による野菜の値上がりの影響は、報道されている内容によると8月中旬ごろまで続くのではないかと言われています。
しかし私は楽観視していません。
今の原因の高騰は8月中旬に落ち着くのかもしれませんが、今度は台風の影響や8月に入ってからの天候によって、また新たな原因が発生していくのではないかと思っています。
そうなると結局、価格的には引き続き高値をキープ、という嬉しくない状況になるのかもしれません。
思えば2017年は冷夏すぎて野菜が育たなかったりと、毎年何かしらの天候不順がありますね。
何もなく、野菜の価格も据え置きでいつでもお手ごろ価格!という時期ってあまりない気がします。
値上がりした夏野菜も無駄なく使うには!
野菜の価格が高くなってくると、半分のサイズを選ぶようになったり買い控えてしまうこともありますね。
そんな貴重な野菜をしっかりと最後まで使い切るには、いつもなら捨ててしまう外側の葉や、皮も上手に調理に取り入れていくと良いです。
さすがに外側の葉と言っても一番外側は外したりしますが、特に気にしていない時には2枚くらい捨ててしまったりもしているので、野菜が貴重な時期は慎重に皮を捨てましょう。
皮も使うとなると、気になってくるのは農薬や放射性物質の付着です。
家にあるものでは重曹を使って農薬を除去する方法もあるのでやってみてください!
重曹を溶かした水で洗うと、流水だけで洗うより農薬も落ちていくそうです。
ですがその効果をもっと強くしたベジシャワーもおすすめです。
ベジシャワーは農薬と野菜をくっつける「展着剤(てんちゃくざい)」という化学物質も剥がしてくれるそうで、トマトに使うと色付きの展着剤も落ちてしまうのだそうです!
一度使ってしまったら、手放せなくなってしまうのがデメリットかもしれません…!
皮ごと食べる野菜や果物にはもちろん、皮のないイチゴなどにも使えます。
野菜が値上がりする理由とは?いつまで価格高騰が続くのか知っておきたい!のまとめ
7月下旬から、すでに価格の値上がりが始まっています。
早くければ8月中旬には落ち着く様子。
でも今後の台風の影響や猛暑、曇天による日照不足が各地で続くと新たな野菜の値上がりの原因となってきますので、涼しくなる季節までは油断はできませんね。
とは言っても野菜をまったく買わないということもできませんし、高くなってしまっても上手に調理していきたいですね。
こちらでも価格高騰による代替え野菜のおすすめを紹介していますのでご参考までに。
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