ミニマリスト、シンプルライフブームから派生した「私服の制服化」。
必要最低限のものだけで暮らそうというミニマリストと呼ばれる人たちが、毎日の洋服選びにかける時間・所持する服も必要最低限に・・・と考えたことから生まれました。
制服といっても、全く同じ服を何着も買って毎日同じ格好をするというのではなく、自分の好きな厳選アイテムである程度コーデをパターン化し着回しする「ゆる制服化」が、忙しいけどおしゃれ好きな女性におすすめです。
おしゃれも楽しみつつ、毎朝のコーディネートに悩む時間を短縮できますよ！
「私服の制服化」って？
スティーブ・ジョブズは、いつも
「ISSEY MIYAKEの黒のタートルネックにリーバイスのジーンズ、ニューバランスのスニーカー」
を身に着けていました。
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また、アインシュタインは「毎朝何を着るか考えるのは時間の無駄」と考え、同じスーツを複数購入していたと言われています。
マーク・ザッカーバーグは「できるだけ決断の数を少なくするために同じ服を着る」と言います。
私服をあらかじめ決めてしまい、「服を選ぶ」という行為をなくしてしまうことが「私服の制服化」です。
「私服の制服化」のメリット
私服の制服化のメリットとしては、実践した著名人がいうように、
・時間の短縮
がまず挙げられます。
また、服を買う機会も減るため、
・節約
も大きなメリットとして挙げられそうです。
私服の「ゆる」制服化で時短も節約もおしゃれも手に入れる！
私服の制服化をすれば時短になる！節約になる！
とは言っても、スティーブ・ジョブズらのように全く同じ服を毎日着る・・・
というのは、おしゃれに関心のある女性にとってはなかなか厳しいものですよね。
そこでおすすめするのは、私服の「ゆる」制服化。
ライフスタイルに合わせて、
「仕事に行く平日5日はコーデをパターン化する」とか、
「トップスのタイプとボトムスのタイプだけ固定する」とか、
「このテイストの服しか買わない」など。
自分が実践しやすい、取り入れやすい方法で、ある程度私服コーデにルール作りをします。
「0からコーデを考えなくていい」ようにするだけで、朝の忙しい時間の節約効果は大きいですよ！
「制服化」したらおしゃれじゃない？
買い物に行き、たまたま気に入ったアイテムを見つけると、予定していたものではなくてもつい欲しくなってしまいますよね。
脈絡なくさまざまなデザイン、テイストの服が増えていくと、自然とそれに合った服、更には靴やバッグなどの小物まで欲しくなってしまいます。
買い足したアイテム同士はいまいち合わず、うまく着回せない・・・。
これがどんどん服が増えてしまう理由であり、クローゼットに服はたくさんあるのに「着る服がない！」と悩んでしまう理由です。
「私服の制服化」でルール作りをすることによって、余計な買い物、いわゆるタンスの肥やしを減らせます。
また、予めコーデを計算して服を購入することで、無駄なく着回すことができます。
結果的に、インスピレーションで服を選んでいた時よりもおしゃれ上手になっていた・・・！？
なんてことも！
数年前から、スタイリストさんなどによるコーディネート・着回し本が人気ですよね。
こういった本を参考にしてみると、たとえばデニムシャツひとつにしても、コーディネートでこんなに印象が変わるんだ！と気づくはず。
K.K closet スタイリスト菊池京子の365日 Autumn-Winter
慣れてくると、買い物の時にアイテムを見るだけで、手持ちの服とのコーデパターンがすぐ思い浮かぶようになります！
育児中のママにおすすめ「私服の制服化」秋冬アイテム
ライフスタイルによって何を「制服」とすべきかは違ってきますが、育児真っ最中のママを例に挙げてみたいと思います。
ボトムス3種類を制服にする！
まず、動きやすく合わせやすくおしゃれに決まる、
- デニムパンツ
- ベージュワイドパンツ
- ホワイトパンツ
ボトムスはこの3種類、と決めます。
これを制服として、コーデは全てこれをベースに考え、合うアイテムを足していく形です。
この3種類のボトムスに合わないものは買わない。
おすすめのプラスアイテムはこちら。
- 白シャツ
- 白カットソー
- ジップアップパーカー
- タートルネックニット
- ボーダーカットソー
- ロングカーディガン
- クルーネックニット
これだけあれば、かなり着回しが楽しめます！
バッグやマフラー、アウターなどを加えるとさらにコーデのバリエーションが広がります。
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各アイテム、ベーシックなカラーを選べばより着回しやすいですが、ベースに設定した「デニムパンツ」「ベージュパンツ」「ホワイトパンツ」に合えばOK。
たとえばクルーネックニットはピンクを選んだり、アクセントを加えることもできます。
着回しばかりを考えてありきたりなコーデばかりになってはつまらないので、自分らしさも取り入れた「マイ制服」にしていきたいですね。
さいごに
私服の「ゆる」制服化、いかがでしょうか？
ものを減らしたい、シンプルに暮らしたい・・・というミニマリスト志向でなくとも、忙しい女性にはおすすめです。
服選びの目・コーデの応用力がブラッシュアップされて、更におしゃれになれるはず！
