髪の毛を寄付できる条件と方法!必要な長さや子供の場合の条件はある?

病気で髪の毛を失った子供たちのために、髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」をご存知でしょうか?

髪の毛を寄付することでウィッグなどに活用されます!

今回は髪の毛を寄付する条件や子供でも寄付が可能なのか、寄付する方法などを徹底調査しました。

 








髪の毛の寄付「ヘアドネーション」とは?

髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」とは、事故や病気で髪の毛を失ない、ウィッグを必要としている子供たちに、医療用ウィッグの原料となる髪の毛を寄付するということになります。

小児がんや無毛症などの病気を抱えた子供たちや事故で髪の毛を失ってしまった子供たちには、医療用のウィッグが必要です。ですが、子供用のウィッグは種類やサイズが少ないので、結果的に帽子を被って隠す子供がほとんどです。

また、人毛のウィッグはとても高価なので簡単に手にできるものではありません。私たちが髪の毛を寄付することで一人でも多くの子供たちに無償でウィッグを贈ることができるようになります。

 

今髪の毛を寄付する人が増えているって本当?

以前は髪の毛を寄付することがあまり知られていませんでしたが、最近は多くの芸能人の方が寄付に参加したり、寄付をしたことをSNSで公開したことで注目されています。

例えば柴咲コウさんは自身のInstagramで髪の毛を寄付するためにばっさり切ったところを公開されていました。ロングヘアの印象が強い柴咲コウさんがばっさりショートヘアになっていたのに驚いた方も多いかと思います。

また、山田まりやさんもInstagramに髪の毛を寄付したことを公開されていました。山田まりやさんは髪の毛をカットする様子を動画に納めて公開しているのでヘアドネーションの流れが分かりやすですね!山田まりやさんは4年間伸ばしたロングヘアをばっさりショートヘアにしたそうです。

 

髪の毛を寄付するときの条件は?子どももできるの?

髪の毛を寄付するにはいくつかの条件があります!また、大人だけでなく髪の毛を寄付したいという子供も増えてきていますが、子供でも髪の毛を寄付することは可能なのでしょうか?子供の髪の毛の寄付についてと髪の毛を寄付する時の条件をご紹介します。

髪の毛の寄付は、大人も子供もOK!ね

誰かの役に立ちたいと思う気持ちは大人も子供もも同じです。もしお子さんが髪の毛の寄付に興味を持っているのならぜひ協力してあげましょう!

七五三で髪を伸ばしていた子、卒園式などの節目、バレエやフラダンスをやっていた子などが多いようです。髪の毛を寄付することで「誰かの役に立てた」、「喜んでもらうことができた」と言う良い体験にもなるはずです。

髪の毛を寄付するときの条件1.髪を完全に乾かした状態にする

髪の毛が湿っていると郵送されている時に髪の毛の繊維が傷んでしまったり、カビが繁殖してダメージを受けてしまうこともあるので、髪の毛はしっかり乾かした状態で郵送しましょう。

送る際にビニール袋に入れて包装するなど手間をかけると、開けるのにも手間がかかってしまうようなので、紙にくるんで封筒に入れる程度でOKです。

髪の毛を寄付するときの条件2.切り口を輪ゴムでしっかりまとめる

髪の毛を封筒に入れるときにバラバラになってしまっているとウィッグなどに加工するのも大変です。必ず輪ゴムでしっかり縛ってから封筒に入れましょう。紐で縛るとほどけてしまう可能性もあるので輪ゴムがおすすめです。

三つ編みなどにするのも不要なようなので、切り口を揃えて輪ゴムでしっかりまとめることを気を付けましょう。

髪の毛を寄付するときの条件3.髪束は同一人物ごとにまとめる

ウィッグを作るときは長さで選別されるようなので、髪の毛は同一人物でまとめて長さを揃えるようにしましょう。友人同士で送る際は束が分かれているなら同梱でも問題ないようです!

 





髪の毛を寄付するときの長さに決まりはある?

髪の毛を寄付するときの条件でもう一つ重要なのが髪の毛の長さです!髪の毛の寄付は31センチから行っているようです!31センチ満たないとウィッグにすることが難しくなってしまいます。

ですが、31センチ以下だと全く受け付けていないというわけではなく、長さが足りない髪の毛は転売し、資金にするという形になっているようです。

あと少しで31センチになりそう!と言う場合はもう少し頑張って伸ばしてから寄付しましょう。

髪を寄付することは縮毛矯正、くせ毛などの髪質、年齢、性別、国籍など問題ありません!引っ張って簡単に切れてしまうような髪はNGですが、パーマやブリーチ、白髪でもOKなので興味がある方は寄付を考えてみましょう。

 

髪の毛を寄付する方法とは?

髪の毛を寄付する方法をチェックしておきましょう!日本で髪の毛の寄付を受け付けている団体は3つあります。団体ごとの寄付する方法をご紹介します。

JHD&C(ジャーダック)

JHD&C(ジャーダック)は、2009年に設立された、日本で最初のヘアドネーション団体です。柴咲コウさんはJHD&C(ジャーダック)で髪の毛を寄付されました。

髪の毛だけでなく500円から寄付が可能なので髪の毛の寄付は条件的に難しくてもなにかしたい!という方はぜひチェックしてみましょう。

JHD&C 髪の毛の送り先

〒531-0072
大阪府大阪市北区豊崎5-7-11 アベニュー中津803号
「JHD&C ヘアドネーション係」宛
電話:06-6147-5316(宅配便記載用)

 

NPO法人HERO

NPO法人HEROはオリジナルヒーロー「破牙神ライザー龍」のグッズも販売してその売り上げで寄付もできるユニークな取り組みも行っている団体です。

モデルでタレントのダレノガレ明美さんも、こちらのHEROに髪の毛を寄付したそうです。

発送の際は、住所(居住地のみでOK)、名前(ニックネーム、匿名でもOK)を書いたメモを同封してください!送料は、自分で負担するようになります。発送方法は、木箱やダンボールではなく、なるべく簡易包装で発送しましょう。

HERO 髪の毛の送り先

〒981-8003
宮城県仙台市泉区南光台2丁目13-1
NPO 法人HERO
ヘアドネーションプロジェクト係
電話:022-347-4591

 

つな髪プロジェクト

つな髪プロジェクトは2016年から髪の毛の寄付を行うようになった団体です。髪の毛からウィッグを作るためには最低でも31センチはないと難しいのですが、つな髪プロジェクトでは、15センチ以上からのヘアドネーションが可能になっています。

31センチないとフルウィッグを作ることはできませんが、15センチ以上あると髪の毛付インナーキャップウィッグを作ることができます。ロングヘアにするには時間も必要でそこまで伸ばし続けるのはなかなか大変ですよね!15センチ以上なら寄付もしやすくなります。

つな髪プロジェクトに髪を寄付する場合は、まずはエントリーフォームに必要事項(髪の提供者の名前・連絡先・住所・メールアドレス・つな髪認定証希望の有無)などを入力しましょう。

発送方法は、封筒・レターパックまたは箱に束ねて発送してください。髪と一緒に 名前(漢字、フリガナ)・住所・電話番号・メールアドレス を記載したメモを同封しましょう!

つな髪プロジェクト 髪の毛の送り先

〒530-0001
大阪府大阪市北区梅田3丁目3-45 マルイト西梅田ビル5F
(株)グローウィング つな髪係
電話:06-6225-8170

 

髪の毛を寄付できる条件と方法!必要な長さや子供の場合の条件はある?:まとめ

髪の毛を寄付できる条件と方法!必要な長さや子供の場合の条件はある?についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

髪の毛の寄付は誰でもできる寄付の一つです!髪の毛を寄付することで病気で髪の毛を失った子供たちにウィッグを贈ることができるのはすごいことです。

もし長い髪をばっさり切る機会があるなら髪の毛の寄付のことを考えてみましょう。