広島カープの2019年のキャッチフレーズが決まりましたよね。
しかし、どんな意味なのか分かりますか?今回は、広島カープのキャッチフレーズの意味や歴代など徹底調査しました。
2019年のキャッチフレーズの意味は?広島カープのキャッチフレーズの歴代は?調査結果を、しっかり紹介します。
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広島カープの2019年キャッチフレーズは?
出典:http://www.carp.co.jp/news18/n-395.html
広島カープの2019年のキャッチフレーズは、「水金地火木ドッテンカープ」です。
11月23日にマツダスタジアムで行われた、『V9カープファン感謝デー』の中で発表されました。
2019年キャッチフレーズの意味は?
「水金地火木土天海」という言葉は、子供のころに太陽系の惑星を覚えるために口ずさんだことがあるかと思います。
そんな馴染みの言葉が、広島カープの2019年のキャッチフレーズに使われています。
同じ方向に動く惑星を、家族に例えて広島カープも、家族のようにチームワークで戦うという意味なんだそうです。2019年はリーグの4連覇、そして日本一を目指す広島カープは、太陽系で一番輝く星が目標なのです。
広島カープのキャッチフレーズ歴代をチェック!
今回調べたキャッチフレーズで、一番古いのは1953年の「闘志なき者は去れ」のようです。しかし1973年の「スピードとスリルのある野球」からは、毎年発表されていることから、キャッチフレーズの始まりは、1973年のようです。
1953年当時は、1949年に球団が設立されてから、球団の存続が危ない状態が続いていたため、初代監督石本秀一の決意表明のようなもののようです。この当時の頑張りが、今のカーブにつながることを考えると、「闘志なき者は去れ」という言葉の重みが伝わってくるようですね。
そして市民球場から、マツダズームズームスタジアムに移ったのは2009年でした。ブラウン監督から野村謙二郎監督に交代したころですね。ブラウン監督が指揮していた2006年から2009年までのキャッチフレーズは『ALL-IN』でした。
- 2006年 ALL-IN
- 2007年 ALL-IN
- 2008年 ALL-IN激
- 2009年 ALL-IN烈
そして野村謙二郎の時代のキャッチフレーズは次の通りです。
- 2010年 We‘re Gonna Win 俺たちは勝つ
- 2011年 STRIKIN‘BACK逆襲
- 2012年 破天荒GROUND BREAKERS~前人未到~
- 2013年 剣砥挑来(RALLYING TO ATTCK!) *読み方は「けんどちょうらい」
- 2014年 赤道直下(RED ALL THE WAY)
緒方孝市監督になった2015年からのキャッチフレーズも調べてみましたよ。
- 2015年 上昇魂(RED RISING)
- 2016年 真赤激~Burn it up!~
- 2017年 力舞吼!K a b u k u
- 2018年 ℃℃℃(ドドドォー!!!)
広島カープのキャッチフレーズの歴代を調査して感じたことは、ここ数年になってキャッチフレーズに変化があったことです。ずっと広島カープが日本一になった1979年の『LET‘S SPARK!』のように英語でした。ですが1991年のリーグ優勝を最後に、広島カープの成績は芳しくありませんでした。2000年からは5位や6位を行ったり来たりしています。それが2013年は3位に、そして2016年には25年ぶりに悲願の優勝を果たします。
2016年からのキャッチフレーズの意味は?
2016年 真赤激~Burn it up!~
真赤激(まっかげき)は、真っ赤に過激を組み合わせています。ロゴに唐辛子があしらっていて、限定ユニフォームにも使用されました。唐辛子は、広島カープのカラーの赤と、刺激のある試合をするという意味だったようです。そしてこの限定ユニフォームで戦った試合で、3戦して3勝したことがきっかけとなって、優勝へとまっしぐらだったのです。
2017年 力舞吼!K a b u k u
歌舞伎の語源「かぶく」の造語です。カープらしく舞い、吼えて戦うという意味が込められていました。結果的に連覇を達成したので、カープらしい機動力野球ができたといえますね。球場に応援に行くファンが、歌舞伎の隈取をあしらったシールをはって応援する姿を見ました。キャッチフレーズのグッズが、販売されたことも話題になっていました。
2018年 ℃℃℃(ドドドォー!!!)
カープのCを3つ並べて、3連覇、日本一を目指すという意味があります。努力・泥臭さ・怒涛の勢い・度胸・胴上げなどの「ど」をあらわすために、温度の「℃」で表現したようです。「ドドドォー!!!」は、言葉の勢いもあって、3連覇を目指す勢いを感じました。そして、キャッチフレーズの勢いが、見事3連覇につながったかもしれません。
2017年の『力舞吼(かぶく)』は、いままでと違いインパクトのあるキャッチフレーズに変化しています。このインパクトのあるキャッチフレーズは、グッズにも反映されてグッズ売上にも貢献しています。2018年の『℃℃℃』も、初めはビックリしましたが、聞いているうちに慣れていました。2019年の『水金地火木ドッテンカープ』を聞いたファンは、どんな感想なのか調べてみました。
広島カープの2019年キャッチフレーズの評判は?
広島カープの2019年のキャッチフレーズ『水金地火木ドッテンカープ』を、どう思うか調べてみました。
- 面白い
- なんじゃこりゃ
- あえてダサめにしたのかな
- …?
- 連敗したときに新聞の見出しに「ドッテンカープ」が使われそう
- 聞いているうちに慣れるかな?
「力舞吼」そして「℃℃℃」ときて、「水金地火木ドッテンカープ」だと聞いたファンは、
キャッチフレーズのインパクトにビックリしていました。球団史上初の4連覇を目指す広島カープの、意気込みがパワーのあるキャッチフレーズにつながったのかもしれませんね。そして何度も聞いているうちに慣れるかも…。
広島カープ以外のチームはどんなキャッチフレーズ?
感想を見てみると、広島カープのキャッチフレーズに、インパクトがあるのは確かなようです。では広島カープ以外のチームは、どんなキャッチフレーズなのでしょうか?そして調べてみると、キャッチフレーズのチームと、スローガンのチームがあることが分かりました。
その違いは、キャッチフレーズがファンの心を引き付けるためのうたい文句です。一方スローガンは、目標の決意表明といったところでしょうか。調査した時点では、2019年のキャッチフレーズが、まだ発表されていないチームもあったため2018年で検証しました。
2018年のキャッチフレーズとスローガン
セ・リーグ
- 広島カープ キャッチフレーズ
『℃℃℃(ドドドォー!!!)』
- 阪神タイガース スローガン
『執念 Tigers Change 2018』
- 横浜DeNAベイスターズ スローガン
『VICTORY is within US.』
- 読売ジャイアンツ スローガン
『奮輝~GIANTS PRIDE 2018~』
- 中日ドラゴンズ スローガン
『原点回帰 Dragons愛!』
- ヤクルトスワローズ スローガン
『Swallows RISING 再起』
パ・リーグ
- ソフトバンクホークス スローガン
『もう1頂!』
- 西武ライオンズ スローガン
『CATCH the FLAG 2018 栄光をつかみ獲れ!』
- 楽天ゴールデンイーグルス スローガン
『日本一の東北へ』
- オリックス・バファローズ キャッチフレーズ
『BRAVE SPIRIT 勇猛果敢』
- 日本ハムファイターズ スローガン
『道-FIGHTERS XV』
- ロッテマリーンズ スローガン
『マクレ』
並べてみるとキャッチフレーズのチームは、広島カープとオリックス・バファローズのみでした。またスローガンのチームは、優勝を目指す決意を感じます。
そして全チームの中でも、広島カープのキャッチフレーズは、異彩を放っています。
気になったので、他の年のスローガンやキャッチフレーズも確認しました。特に気づいたことがありました。
キャッチフレーズの特色
定型の中で、少し変化をつけているタイプ
ジャイアンツ
2013年『Show The Spirit~躍進』
2014年『Show The Spirit~雄志』
2015年『Show The Spirit~新成』
ファンへ決意表明しているタイプ
オリックス・バファローズ
2015年『輝氣(かがやき)2015輝こう、一緒に。』
2016年『俺のオリックス2016』
2017年『野球まみれ一勝懸命2017』
造語で決意表明しているタイプ
ソフトバンクホークス
2015年『熱男(あつお)』
2016年『熱男2016』
2017年『1(ワン)ダホー』
松田選手がホームランを打った後で、スローガンを叫ぶパフォーマンスが話題になっていましたよね。
それぞれのキャッチフレーズやスローガンは、チームの意気込みが伝わって面白いです。広島カープ以外のチームの2019年のキャッチフレーズは、どんなものに決まるのかも楽しみですね。
広島カープのキャッチフレーズの歴代をチェック!2019年の意味は何?のまとめ
今回は、広島カープの2019年のキャッチフレーズについて調べました。
広島カープのキャッチフレーズの歴代も調べたところ、特色があって面白いです。
広島カープ以外のチームも調べると、違いがあって感心しました。広島カープのキャッチフレーズの歴代をチェックしたことで、2019年のキャッチフレーズにつながっていると思うと楽しいですね。