赤ひげ(映画)黒澤明監督作品を無料動画で観るには!あらすじ感想も!

「赤ひげ」は黒澤明監督の作品で1965年のモノクロ映画です。

山本周五郎の赤ひげ診療譚が原作で、貧しい人を救う赤ひげ(三船敏郎)とそこに訪れる若い医者(加山雄三)の人間愛や人としての成長の物語です。

赤ひげを動画を最後までフルで無料視聴できる方法もご紹介します。
あらすじやキャストも確認してみました。

 

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映画「赤ひげ」黒澤明監督作品のあらすじ

赤ひげと呼ばれるのは三船敏郎さんが演じる小石川養生所の所長の新出去定(にいで きょじょう)。
小石川養生所は貧乏人が多くて手の施しようのない人たちが集まる場所でした。

そして赤ひげのもとにやってきたのは3年間の留学でオランダ医学を学んできた加山雄三さん演じる保本登(やすもとのぼる)です。
出世街道を進むはずだったのに、父に顔を出すように言われてやってきた小石川養生所で、働かさせることを急に知らされた保本。

保本は赤ひげに反発して規約違反の酒を飲み、立ち入り禁止の場所に踏み入れ、追い出されるように仕向けますがほったらかしにされるだけで何も言われません。
そんな中、隔離されていた女が抜け出し保本に接近して殺されそうになります。

ぎりぎりのところで赤ひげに止めてもらい一命をとりとめたのでした。その後も想像を絶する開腹の手術をする赤ひげ、死んだ病人の娘から不幸な生い立ちを聞いたりするうちに、保本の気持ちは変わっていき、医師の服に袖を通して働くことを決めます。

赤ひげのもとで働くうちに保本は人間としても成長していき、かつて自分を裏切って他の男と一緒になったちぐさも許せるようになっていました。

 

映画「赤ひげ」の作品情報

監督 黒澤明
脚本 黒澤明、小国英雄、菊島隆三、井手雅人
製作 田中友幸、菊島隆三
主演 三船敏郎、加山雄三
映画公開日 1965年4月3日(昭和40年)
上映時間 185分モノクロ

 

映画「赤ひげ」のキャスト・俳優

新出去定(赤ひげ)三船敏郎
保本登 加山雄三
おとよ 二木てるみ
まさえ 内藤洋子
佐八(車大工)山崎努
おなか(佐八の恋人)桑野みゆき
お杉(女中)団令子
かんざしで襲う女 香川京子
津川玄三(養生所の医師)江原達怡
おくに(六助の娘)根岸明美
長次 頭師佳孝
森半太夫(養生所の医師)土屋嘉男
五平次(むじな長屋差配)東野英治郎
和泉屋徳兵衛 志村喬
登の父 笠智衆
きん(娼家「櫻屋」の女主人)杉村春子
登の母 田中絹代
平吉(むじな長屋の住人)三井弘次
松平家の家老 西村晃
松平壱岐 千葉信男
六助 藤原釜足
天野源伯(まさえの父)三津田健
ちぐさ(まさえの姉、登のかつての許嫁)藤山陽子

 

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「静かなる決闘」
「野良犬」
「醜聞」
「羅生門」
「白痴」
「生きる」
「七人の侍」
「生きものの記録」
「蜘蛛巣城」
「どん底」
「隠し砦の三悪人」
「悪い奴ほどよく眠る」
「用心棒」
「椿三十郎」
「天国と地獄」
「赤ひげ」
「どですかでん」
「影武者」
「乱」
「夢」
「八月の狂詩曲」
「まあだだよ」
※2018年9月調べ

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2018年8月18日

 

 

映画「赤ひげ」を観た人の感想は?

久々に観たけど良かった。途中から感動のあまり泣き通し。舞台は江戸時代の小石川養生所。貧乏な患者を無料で診察するこの場所に、父親に行けと言われて、加山雄三演じる保本が訪れるところから物語が始まります。
赤ひげを演じる三船敏郎はじめ、俳優さん達も好演でした。清々しいBGMも良かったです。

 

回想シーンの雪の美しさとかは忘れがたく、そこから最後の結納の儀式に屋根から滴る雪解け水へつながる一連の演出には感動した。

 

もうすっかり黒澤映画の虜になってるので、観る前から色眼鏡を掛けてる始末ですが、まぁ〜深い深い人間ドラマだった。
「赤ひげだ」って三船が言った瞬間におぉ〜〜!ってなるくらいにバイアスがかかってしまっていた。渋かっけえ!
3時間の映画、確かに長いんだけど内容を考えてみればあらゆる人の人生を追体験したかのように濃くてよく詰まってる。

 

ラストシーンがすごくいい。
人の死ほど荘厳な瞬間はない
みたいなセリフもすごく良かった

 

群像劇です。
患者さんを中心にした人間模様です。
でも、もうちょっと赤ひげ先生の魅力を全面に出してほしかったです。
地震の後のセットは凄かったです。さすが黒澤監督だなあ、と思いました。

 

優しいとか思いやりがあるとかそんな野暮な感情などではなく
人間の本質や業、人間が人間たる所以
そのようなものをここまで丁寧に丹精に描かれたら観ているこちらにだって気がつくことも出てくる、それは「心の変化を描くのはこんなにも美しいということ」
“美しさ” とはやはり外見のことではなく内面のことをより強く指すための言葉なんだということを教えてくれる

 

人間の確かな成長描写や挿入されるモダンなサウンドなど黒澤明作品でも個人的にはベスト級白黒とか長尺とか普通ならハンデになってもおかしくない要素も何もかもすべて飛び越えてしまうこの恒久的ヒューマニズム

 

 

赤ひげ(映画)黒澤明監督作品を無料動画で観るには!あらすじ感想も!のまとめ


なんか面白い…。

上映時間185分ということで、3時間5分の長丁場です。

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音楽だけが流れているので、すぐに続きを見たい場合は飛ばしてみてください。

 

若かりし頃の加山雄三さん!1937年生まれですので映画「赤ひげ」公開当時は28歳です。

 

ぜひ「赤ひげ」を最後まで楽しんでください!