京都にある正寿院(しょうじゅいん)のハートの窓がとっても可愛くてSNSでも話題になっていますね!
幸せを呼ぶ窓なんだとか?!観に行くにはどんなアクセス方法があるのでしょうか。
正寿院のハートの窓の部屋に入れる時間も決まっているのか確認してみました!
Contents
正寿院(京都)のアクセス方法!どこにある?
京都府にある正寿院へは、電車だけでは行けません。
公共機関を利用するなら電車とバスを乗り継いでいきます。
バスも乗り継ぎが必要で、一番近いバス停からでも徒歩10分です。
車の運転ができる人がいるなら、車やレンタカーで行くのが一番早く、京都駅から車やタクシーで約60分です。
【高野山真言宗 正寿院(しょうじゅいん)】
●京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
(つづきぐん うじたわらちょう おくやまだかわかみ149)
●TEL 0774-88-3601
【正寿院へのアクセス 電車・バス・タクシー】
●JR近鉄京都駅から
・JR奈良線でJR宇治駅(30分)→京都京坂バスで維中前バス停下車(30分)→コミュニティバスに乗り換え奥山田バス停下車(15分)→徒歩10分で到着
・近鉄奈良線で近鉄新田辺(30分)→京都京坂バスで維中前バス停下車(30分)→コミュニティバスに乗り換え奥山田バス停下車(15分)→徒歩10分で到着
●祇園四條方面から
・阪急本線で中書島で京坂宇治線へ乗り換えて京坂宇治駅(30分)→京都京坂バスで維中前バス停下車(30分)→タクシー10分で到着
●淀屋橋方面から
・阪急本線で中書島で京坂宇治線へ乗り換えて京坂宇治駅(55分)→京都京坂バスで維中前バス停下車(30分)→タクシー10分で到着
●JR京坂宇治、近鉄新田辺からタクシー30分で到着
【正寿院の駐車場】
正寿院は駐車場も無料で用意されています。
約20台ほど停められる空き地のようになっていますので、電車やバスの乗り継ぎに不安があるなら、時間帯でレンタカーを借りて行くのも方法ですね。
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【正寿院の拝観料】
拝観料は大人400円で、お茶とお菓子付きです。おもてなしも京都らしさを感じますね。子供は100円です。
桜の季節にはライトアップも行われていて、3日間の予約抽選となっていました。
1日25組で2部制、100人限定で、当選されると拝観料800円で夜桜を楽しめます。
2018年に初めて行った桜のライトアップ特別拝観でしたが、きっと次回も開催されるでしょう。
7月からの正寿院で行われる風船まつりの期間中にもライトアップが予定されています。
桜は咲いていませんが、ライトアップされた庭園をハートの窓から見られるのは、またいい写真が撮れそうですね!
ライトアップの日程については現在のところまだ発表されていませんので、公式サイトからご確認ください。
正寿院(京都)はどんなお寺?
正寿院は、約800年前に建てられた高野山真言宗に属するお寺です。
山号は慈眼山(じげんざん)で、近くにある小さな滝が正寿院の地域の生活水にもなっていることや、弁財天が鎮守神でもあることからも、水に深い関わりがあるお寺です。
国が指定している重要文化財もあって、鎌倉時代に作られた快慶(かいけい)の作と推定される、木造不動明王坐像が保管されています。
本尊十一面観音という町井指定文化財の秘仏もありますが、こちらは50年に一度しか開帳されません。
いつが次の50年になるのか調べてみましたが、公式サイトには記載されていませんでした。
おそらく、次の50年のタイミングまではまだまだ時間があるのでしょう。
正寿院は戦国時代と江戸時代に2度の火災に見舞われています。
どちらも火災の難を逃れて今に至っていますので、それだけでもご利益がありそうですね。
正寿院(京都)のハートの窓を見られる時間は決まっている?
正寿院の拝観時間は、4月~10月は8:00~16:30となっています。
11月~3月は8:30~16:00です。
ハートの窓は本堂ではなく別の建物にありますが、まずは本堂で拝観料を納めてお茶とお菓子を頂いて、本堂で正寿院についての説明を受けます。
その後にハートの窓(猪目窓)がある建物「客殿 則天の間」に移動します。
拝観時間内に訪れればハートの窓がある部屋に入れないことはありませんが、最近は人気が広まってこの部屋の前で順番待ちの列ができているようです。
正寿院(京都)のハートの窓ができた由来とは
このハートの窓は、SNS映えを狙って造られたものではありません。
ハート形は日本伝統模様のひとつでもある猪目(いのめ)模様なのだそうです。
猪目模様には災いを除いて福を招く意味が込められているということで、正寿院の茶室に猪目模様の窓が使用されました。
このことから「ハートの窓は幸せを呼ぶ」と言われるようになったのですね。
訪れた人も猪目模様の恩恵にあずかれて、正寿院も予想していなかったSNS映えということで注目を浴びるようになって、まさに福を呼ぶハートの窓です!
春には桜のピンク、夏は新緑の緑、秋は紅葉の赤、冬は雪の白と、どの季節に行ってもいい写真が撮れそうです。
また、日が部屋に差し掛かった時には、猪目の窓からハートの形をした光が入っています。これを「幸せのおかげ」と呼んでいるそうで、またおしゃれなネーミングです。
時間帯は夕暮れの前にできるということなので、天気の良い日を狙って窓と影と二つのハートを楽しむのもいいですね!タイミングよく「幸せのおかげ」に出会えたら運気もアップしそうです。
10月までの拝観時間は16時30分です。夏場でしたら15時~16時を狙ってみると出会えるかもしれません。
正寿院(京都)のアクセス方法!ハートの窓を見られる時間はいつ?のまとめ
バスで行くのはやや大変な場所になります。
やはり、できれば車で行けるのが一番良いですね。
タクシーを使うのも手ですが帰り道にも困りますし、京都駅からでは約60分で1万円くらいと割高な印象です。
また、行くまでの道のりは山道なのですれ違うのに困難なほど道幅が狭いところもあります。
レンタカーで行くならできるだけ小さい車で、4人以下なら軽自動車を借りる方が料金も安いですし行くまでの道も何とかなるでしょう。
人気スポットとなった正寿院は土日や連休は混雑していますので、「幸せのおかげ」狙いでなければ早めに行った方が良いかもしれません。
正寿院では「庭を見ながらお寺でヨガ」として月に1回、第二日曜日にヨガ教室も開催されています。
このヨガ教室が開催されているために、10時50分から12時30分までは本堂に入れません。
ハートの窓は本堂ではないので行けますが、ヨガ教室の時間に重なってしまうと拝観料についてくるお茶とお菓子が頂けないそうです…。
●正寿院の「お庭を見ながらお寺でヨガ」スケジュール
5月13日(日)
6月10日(日)
7月8日(日)
9月9日(日)
10月14日(日)
9月、10月のヨガにはまだ空きもあるそうなので、興味のある人は是非。
ヨガ教室の他にも、オリジナル腕輪・数珠作りや写経体験、写仏体験、風鈴祭り開催期間中は風鈴の絵付け体験も行われています。
風鈴絵付け以外の催し物は10日以上前に予約しておくことが勧められていますので、こちらも興味があるなら事前に問い合わせておきましょう。
風鈴の絵付けは予約不要で体験可能です。(30分・体験料1000円)
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