松坂桃李さん主演の、映画「娼年」を動画で観たので感想やネタバレについてご紹介します!
映画「娼年」がついにDVD販売とレンタル開始になりました。
そして同日で動画でも配信開始となったので、楽しみにしていた「娼年」をさっそく最後まで無料視聴してみました!
最新の話題作が動画で無料視聴できるとは、良い時代になりましたね。
もうすでに観た人も、まだ見てない人も感想ネタバレをぜひ参考にしてみてください。
もし観るのかどうか迷っていいたら…、観ましょう!面白いです。
\無料登録で最後まで楽しめます!/
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映画「娼年」のあらすじ
女性のことを「つまらない」という森中領(もりなか りょう)は、大学生ですが授業には出ないでバーテンダーのアルバイトをしています。
無気力な領の前にやってきたのは御堂静香。
テストと称して領に男としての姿を見てみたいといいます。
静香本人が相手なのかと思ったら、若い女の子の咲良(さくら)が出てきます。
二人の行為をすぐ隣で見ている静香。
領の荒々しい行為を最後まで観た静香の感想は「5,000円」の価値。
しかし咲良がプラス5,000円を出して合計1万円となり、ギリギリ合格となった領は、娼夫としてやってみないかと誘われます…。
映画「娼年」を実際に観た感想
話題作として評判になっていたので気になっていました。
動画配信サービスのU-NEXTで観てきたので今度はネタバレの入った感想です。
まだ観ていない人や、ネタバレを知りたくない人は先に「娼年」を見てからこの先へ進んでください!
まずは「娼年」を見る!
ギャル役の階戸瑠季さんとのシーンから始まる…
一番最初のシーンでさっそく女性との営みです。
お相手は「ギャルの女性役」の階戸瑠季(しなとるり)さん。DカップでミスFLASH2013でグランプリを受賞している方です。
無気力男子の領と一夜を共にし、手紙を残してサラッと領の元を去ります。
バーで「御堂静香」演じる真飛聖(まとぶせい)さんは、領の「〇〇なんて、手順の決まった面倒な運動です」という言葉に対し、シャワーも浴びさせず、あなたがどれだけ清潔にしているかもチェックすると言います。
耳の聞こえない咲良(冨手麻妙さん)
しかし相手は御堂静香ではなく耳の聞こえない「咲良」の冨手麻妙(とみてあみ)さん。
元AKB48の研究生だったという冨手さんは役で坊主頭になったこともある体当たり女優です。
本当に耳が聞こえない方なのかなと思ってしまいました。
まだ無気力男子の領との行為はとても激しく、されるがままといった状態でした。
御堂静香はこの行為の感想として評価できるレベルではないと言いますが、咲良は気に入った様子だったことから娼夫にならないかと声をかけます。
なると決めた後のリョウに対し、「人間は探している物しか見つからない」と人の心を見るようにアドバイスしているのかなと思いました。
服選び、下着選び、靴選びと娼夫リョウを作ります。「下着はいつも清潔なものにしてね。脱ぐために身につけるものだから」
年上の女性ヒロミ(大谷麻衣さん)
初めてのお客さんは大谷麻衣さん演じる「ヒロミ」との待ち合わせ。
しっかりキレイに身支度し、ポケットには娼夫が忘れてはならないものをそっとしまい待ち合わせ場所に向かいます。
カフェでヒロミに、年上の女性はどうかと尋ねられたリョウは子供の頃に他界した母を思い出しながら「子供の頃から年上の女性が好きでした。だから年を重ねた女性がどうして罪に思うのか、そっちの方が不思議でした」と答えます。
それを聞いたヒロミは「またね」と言って帰ってしまいました。
この後でホテルに行くのだと思っていたリョウは、嫌われてしまったのかと思いますが逆でした。
翌日も指名してきたヒロミは大胆に胸の開いた服を着ています。
「人を待つのがじれったくて好き」というヒロミに「男も同じです。決定的なことは先延ばしにしたくなる。」とリョウ。
「でも我慢するのが難しい」「そうね…」
とガンガンと壁やドアにぶつかりながらホテルの部屋にたどり着く前から始まる二人。
感情のままに終えたリョウの目には涙が浮かんでいました。
ヒロミとの出会いでリョウの表情が少し良くなってきたように見えます。
御堂静香の元に帰ると、娼夫代として24,000円もらいました。
女性のことをもっと知りたいと思うようになった、と前向きになってきます。
変わった性癖を持つイツキ(馬渕英里何さん)
色んな思いを持つ色んな女性がいることを教えられたリョウは、街を歩く様々な女性を見ています。
そんな中、次のお客さんはあまりにも普通な30代後半の女性イツキ。
馬渕英里何さん、老けましたね…。同年代なので人のことを言えませんが…。
プラトンやソクラテスの話になり、リョウが夢中で話します。
「私の話は部屋で」と言い、イツキの部屋へ向かいます。
やたらと水を飲んでいるイツキ。
イツキは小学生の頃に男の子と一緒にいた話を始めました。
放課後に話している最中にトイレに行きたくなったけど恥ずかしくて行けなかった、という淡い初恋話かと思っていたら…、我慢できなくなって男の子の前で漏らしてしまい、その見られている状況にものすごくエクスタシーを感じてしまったというイツキ。
大人になってもその快感が忘れられず、リョウにその姿を見てほしいと言います。
「見たくなければお金は払うから帰ってもいい!」「僕はイツキさんのおしっこが見たいです!」
イツキ、全部出す。
リョウはおでこにそっとキス。
すごいシーンを見せつけられました…。
「娼年」リョウが心の詰まりを溶かすシーンへ
10歳の時に37歳だった母を心筋梗塞で亡くしていたリョウ。
「暗くなる前に帰ってくるから。暖かくして待ってて」と言ってキレイな服を着て家を出ていった母。そのことから37歳と聞くだけで嬉しいと思えるようになっていた。
静香の「今でもお母さんの約束を守って、暖かくしてい良い子で待っているのね」という言葉にリョウは涙が止まらなくなり静香に肩を貸してくださいと言います。
この出来事で気持ちが吹っ切れたようです。
お客さんの欲望を引き出して実現してあげることが仕事だと思えるようになりました。
娼夫になって、より自由になったと言います。
出産後から夫との経験が無くなった主婦(荻野友里さん)
娼夫としてプロっぽくなってきた次の仕事は主婦の相手。
あえて主婦役に名前が無いのも、世の中の主婦を代表してという意味からなのでしょうか。
主婦役で出た荻野友里さんはそのような意味だと受け止めていると答えていました。
笑いが起きる?年の離れた夫婦(西岡徳馬さんと佐々木心音さん)
次は熱海の旅館へ向かいます。
糖尿病で車いす生活をしているという老夫(西岡徳馬さん)と、介添えする若い妻の紀子(佐々木心音さん)。
余命1年半の夫は妻と行為を行うことができないため、代わりにビデオを撮りたいと言います。
そして妻からは「夫は私が乱暴にされるのが嬉しいから」と激しめの要求。
さらにリョウの顔が見えないようにと用意しておいたサングラスをかけさせられます。
要求通りに悪い言葉を使いながら激しく行うリョウ。
頑張っているシーンはさながら格闘技のような…。
豚と呼ばれて叩かれた妻のお尻は赤くなっていました。
見ていた老夫の西岡徳馬さんは自分のを…。
老夫の突然の動きに戸惑うリョウと妻に「続けなさいー!!」
何とか最後まで。妻と夫は抱き合いながら泣いていました。
No,1娼夫のアズマ役(猪塚健太さん)は歪みすぎ…
金髪のアズマは傷みが快感になってしまっている、これもまた歪んだ性癖の男性。
服を脱ぐと無数の傷跡が。
お客さんにされたのだそう。「カミソリでも1本目と30本目は全然違う」と喜んでいる様子…。
話を真面目に聞いてくれたリョウの隣へ行き、「リョウくんはそのままでいいから」と口を使って始めるアズマ。
最後は飲んでた…。
終わってからリョウに興奮しないのか聞かれると「性的に興奮はない。精神的な満足だけ」と答えます。
気持ちよくさせてもらったお礼にと、リョウがお返しできることはないか聞くと「小指を折ってほしい」と(>_<)
一瞬、リョウの小指を折りたいのかと思いましたが、自分の指の話でした。
手の甲につくぐらい思い切ってやってほしいとお願いされてリョウも応えます。
「ああ~~~!」
折れました。
すぐに氷で冷やそうかというリョウを止めて「これから2~3時間、どんどん腫れていくところがいいんだ」といって悲鳴をあげながらその状況を楽しみ始めます…。
老女(江波杏子さん)「年をとるとこんな芸当もできちゃうの」
次は70歳の誕生日を迎えた老女の家へ。
手を繋ぎ、「あなたの話をして」とリョウに言います。
リョウは、この仕事を知った友人と喧嘩になったこと、でもつまらない日々を変えてくれた一人の女性に感謝していることを話していると、突然老女が、
「あぁ~・・・」
え?発作?と思ったら、
「良かった。」と老女。
???
リョウ「いっちゃったんですか」
手を繋いで話を聞いただけで快感が得られたようです。
老女の技、すごい。
そうこうしていると、また来ました。
「うわぁ~・・・」と倒れる老女。
リョウ「またいっちゃったんですか」
「うん」
何だかすごい濡れ場(?)を見てしまいました…。
大学の同級生の恵(桜井ユキさん)にも買われてしまう
リョウの仕事を「汚い」と非難しつつもリョウのことが好きだった恵。
それならば、と1ヶ月分のバイト代をはたいてリョウを指名します。
「仕事して!」とリョウにせまり始まりました。
手で行為をするリョウ。噴水のように水が出ていました…。
その後もずっと泣いている恵。リョウと住む世界が違うことを思い知らされます。
「また、あのバーに来てよ。恵はいつだってあのバーではタダだから」
唯一、恵とお金を介さない付き合いが続けられるのは昼の世界との繋がりなのかもしれません。
御堂静香と咲良の関係は…
成長した自分を見てほしいと、再テストを申し出ます。
静香は自分の話を始めます。自分も昔娼婦であったと。
そして客の一人に恋をして、生まれたのが咲良…。
親子!!
耳が聞こえない咲良は母と同じ仕事がしたいと言います。
それはすべて母の病気を知っているから。
御堂静香はエイズに感染していました。
せまるリョウを突き放したのもこれが理由でした。
成長したリョウと咲良の二度目の試験が始まる
初めての時とは打って変わって、静かに相手を思いやるように始まります。
隣で見る静香を見つめながら。
静香も唾をのみます。
始まるのかな、と思ったら案の定、傍観していた静香の体も動き始めました。
スポットライトのような照明にスローモーションの演出。艶めかしい音楽。
いるかな、この演出。
まるで3人でやり遂げたようにみんな倒れこみ、静かな風が吹いていました。
娼年(映画)の感想とネタバレ!動画で実際に観てみたら本当に凄かった!のまとめ
映画のタイトルと予告を観ただけの時は、R18指定だしそんなシーンばかりの映画なのかなと思っていました。
確かに多かったのですが…、何でしょう。
いやらしさみたいなものは感じませんでした。
(観るのにある程度の「覚悟」は必要ですが!)
すごいクセのある登場人物が多くて、驚きもあり、アクロバットな演出が見られて面白かったです。
「娼年」の応援上映が女性限定で2回開催されていましたが、一緒になって応援したかったです。
こういった類の映画は一人で観た方がゆっくり楽しめるのかなと思っていたのを見事に(いい意味で)裏切られ、むしろ同性の友人と観に行ったらもっと楽しめたかなと思います。
そしてやっぱり松坂桃李さんファンには、彼のすべてが観られるようなたまらない作品ですね!
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