子供が英語を学ぶときは簡単なDVDから少しずつレベルを上げていく事で、英語が嫌にならずに楽しく学習する事ができます。子供の英語教育をする際に楽しく学べるDVD教材、歌のDVD、映画DVDなどをご紹介します。
DVDで学ぶ
人が何かを学ぶとき、「楽しい」という気持ちがあるのと無いのとでは物事を吸収する速度が違います。
特に子供はその活動に楽しさを見出すと、大人では考えられないくらいのスピードで物の名前などを憶えていきます。
その一番吸収する時期に、英語教育DVDや映画を見ることによって沢山の単語やフレーズをどんどん覚えていきます。
おすすめ教材DVD
まずお勧めするのは、英語の基礎を学ぶためのDVD教材です。
最近はたくさんの会社がDVD教材を出していますが、日本語で説明が入るような日本人用の教材ではなく、英語圏の子供たちが見て学んでいるDVDをお勧めします。
言語というのはまず聞いて、耳で覚えて、伝えるために発音して、その単語の発音矯正を繰り返しながら習得していきますので、まずは日本式の英語教育の概念を捨てて、お子様と一緒に楽しくDVDを観ましょう。
赤ちゃん用DVD
まず最初に見るべきDVDは、赤ちゃん向けの教育番組です。
日本の子供たちも、赤ちゃん向けの教育番組を見てキャラクターの名前を言えるようになったり、名前を呼ばれて手を挙げるようになったりします。
このような赤ちゃん向けの番組では難しい単語はは一切使われず、簡単な単語を何度も繰り返しながら進行していきます。
そのため、最初に英語に触れる子供たちにもとても分かりやすく、英語に親しみやすくなります。
大切なのは、いきなり難しい教材を見せて「意味が分からないからつまらない」という感情を持たせない事です。
今回お勧めする赤ちゃん用DVDは「Teletabbies」です。
イギリスのテレビ局で放送され、世界120ヵ国以上で放送されている英語幼児番組の代表でもあります。
日本では見慣れないキャラクター達ですが、おなかにテレビがついているほのぼのした性格のキャラクター達でが様々な内容を展開していきます。このキャラクター達は単語しか話さないのですが、ナレーターによって話が進行していきます。
幼児用DVD
赤ちゃん用DVDが物足りなくなってきたら、英語の基礎を学ぶための幼児用DVDを観てみましょう。
英会話に必要な発音練習(アルファベットやダイグラフの発音)はLeap FrogシリーズやSuper Whyシリーズで習得することができます。
完璧に覚えたDVDをずっと観続けるのではなく、どんどん新しいシリーズ(少しずつ難しくしていく)を見せていく事で、子供の学習意欲がマンネリ化するのを防ぎます。
「ちょっとだけわからないけど、チャンレンジできるレベル」というのが子供にとってとても楽しいので、子供の様子を見ながら少しずつステップアップしていきましょう。
歌のDVD
教材用DVDと合わせて子供に見せてあげたいのは、歌のDVDです。ここでも、日本の童謡を無理やり英語にしたものではなく、英語圏で歌われている童謡を聞かせてあげましょう。
最初から上手く歌えなくても良いので、まずはリズムを覚えて鼻歌を歌えるようになりましょう。
お父さん、お母さんが歌詞を覚えて子供に歌ってあげていると、数か月もしないうちに一緒に歌いだすようになります。
iTunesなどで親が歌えそうな歌を一曲ずつ選ぶのも良いですが、英語圏で歌われているものが収録されているDVDを選ぶと、歌の幅が広がり楽しくなりますね。
Nursery Rhyme Singing Time With Mother Goose Club
映画DVD
だんだん英単語がわかってきたら、英語で子供用の映画を見てみましょう。
子供と同じくらいの年齢、性別の主人公が出ていると、感情移入がしやすく楽しく鑑賞できます。
ここでは男の子、女の子によって見るものが変わってきますが、好きなキャラクターが出ているものを選ぶのも大切です。
女の子はプリンセス、男の子は冒険もの、など子供が興味を持ちそうな内容を選びましょう。
Polar Express
Harry potter
ディズニー プリンセス シリーズ
Night at the museum
マダガスカル シリーズ
まとめ
子供が英語を勉強する時には、日本語を習得する過程と同様の環境を整えてあげることが大切です。
ですから、いきなり難しいDVDを見せるのではなく、簡単なDVDから徐々にレベルを上げていく必要があります。
また、DVDを子供だけが見るのではなく、必ずお父さん、お母さんも一緒にDVDを見てあげましょう。
親が楽しく学んでいく姿勢を見せることで、子供も英語が好きになります。