「椿三十郎」は黒澤明監督の作品で1962年のモノクロ映画です。
三船敏郎さんが主演で若き日の加山雄三さんや田中邦衛さん、仲代達也さんの姿も観られます！
椿三十郎を動画を最後までフルで無料視聴できる方法もご紹介します。
あらすじやキャストもチェックしておきましょう。
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Contents
映画「椿三十郎」黒澤明監督作品のあらすじ
真夜中。森の中の古びた社殿で若侍の一団が密談をしている。正義感に溢れる若侍たちは次席家老・黒藤と国許用人・竹林の汚職を告発しようとしていた。若侍のリーダー格である井坂は、汚職事件に関する意見書を、叔父でもある城代家老睦田に届けたものの破り捨てられた顛末を明かし、一同は落胆する。
だが井坂の話によれば、大目付・菊井は真剣に意見を聞き入れ、同志一堂を集めて会いたい旨を伝えたという。それを知った若侍たちは歓喜に湧く。と、社殿の奥から一人のくたびれた浪人が現れる。
若侍の話を全て聞いていたというその浪人は、若侍たちが軽んじる城代こそ正義で、大目付はむしろ敵の黒幕であろうと指摘する。
半信半疑の若侍たちであったが、間もなく社殿は菊井の腹心である室戸半兵衛率いる兵に包囲される。
浪人の指摘こそが事実だったのだ。浪人の機転によって危機を脱した後、浪人は城代の身に危険が及ぶと推理し、若侍らの案内で城代の屋敷へ向かう。
映画「椿三十郎」の作品情報
監督 黒澤明
脚本 黒澤明、菊島隆三、小国英雄
製作 田中友幸、菊島隆三
主演 三船敏郎
映画公開日 1962年1月1日（昭和37年）
上映時間 96分モノクロ
「椿三十郎」は前年に公開された「用心棒」の続編です。
用心棒では桑畑三十郎と名乗っていましたが、今回は名を聞かれた際に椿が見えたことから「椿三十郎」だと名前を答えました。
映画「椿三十郎」のキャスト・俳優
椿三十郎役 三船敏郎
室戸半兵衛役 仲代達矢
井坂伊織（若侍リーダー）役 加山雄三
保川邦衛（若侍）役 田中邦衛
見張りの侍木村役 小林桂樹
次席家老黒藤役 志村喬
用人竹林役 藤原釜足
広瀬俊平役 土屋嘉男
千鳥役 団令子
城代家老睦田弥兵衛役 伊藤雄之助
寺田文治役 平田昭彦
睦田夫人役 入江たか子
大目付菊井六郎兵衛役 清水将夫
守島隼人役 久保明
河原晋役 太刀川寛
関口信伍役 江原達怡
黒藤家三太夫役 小川虎之助
足軽役 堺左千夫
八田覚蔵役 松井鍵三
腰元こいそ役 樋口年子
守島広之進役 波里達彦
菊井の配下役 佐田豊
菊井の配下役 清水元
騎馬の侍役 大友伸
見張の侍役 広瀬正一
騎馬の侍役 大橋史典
加山雄三さんは黒澤監督作品初出演！
若侍のリーダー格の井坂役が加山雄三さんです。
当たり前ですけど、若い！撮影の頃は24歳！
1937年生まれの加山雄三さんは、俳優として1960年にデビューしました。
そして椿三十郎が公開されたのは1962年1月1日ですから、撮影していた時期を考えるとデビュー1年後には準主役級の役を黒澤明監督の作品で出ているわけです。
若大将と言われるゆえんが良くわかる、本当に好青年なイケメンだったのですね。
アラフォー世代の私には、知った時にはすでに現在の姿（カッコいいおじさん）のイメージしかなかったので、椿三十郎での姿は名前が同じでも別人にしか見えません。
黒澤監督作品では1965年公開の「赤ひげ」にも出演しています。
田中邦衛さんは黒澤監督を怒らせた？
若侍には田中邦衛さんも出演しています。
リーダー格の加山雄三さんと一緒にいる8人のメンバーの一人ですが、独特なお顔立ちからすぐに田中邦衛さんを見つけられます。
1960年の黒澤監督の映画「悪い奴ほどよく眠る」では、暗殺者としてちょい役での登場でしたが、本作ではしっかりと出演されています。
しかしある日の撮影が終わった後の夜、新人俳優で芝居の練習をしているときに、だんだんおふざけが入ってきて監督の物まね大会になったところを黒澤監督本人に見られてしまったのだそうです。
黒澤監督は翌日も不機嫌なままだったのだそう…。
これが原因かどうかは分かりませんが、田中邦衛さんは以後黒澤監督の作品には出演していません。
どんな物まねだったのかも気になります。
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「續姿三四郎」
「虎の尾を踏む男達」
「わが青春に悔いなし」
「素晴らしき日曜日」
「酔いどれ天使」
「静かなる決闘」
「野良犬」
「醜聞」
「羅生門」
「白痴」
「生きる」
「七人の侍」
「生きものの記録」
「蜘蛛巣城」
「どん底」
「隠し砦の三悪人」
「悪い奴ほどよく眠る」
「用心棒」
「椿三十郎」
「天国と地獄」
「赤ひげ」
「どですかでん」
「影武者」
「乱」
「夢」
「八月の狂詩曲」
「まあだだよ」
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椿三十郎(三船敏郎)映画のあらすじやキャスト！フル動画を無料で観るには？のまとめ
三船敏郎さんが30人を相手に次々と斬っていく場面は圧巻です。
実際にはリアルさを出すために40人を相手にして撮影していました。
若いころの俳優陣が見られるのも面白いですね。
また、作品内で出てくる赤色の椿は、モノクロ映画の中でより赤く見せることを考えて実際には黒い椿なのだそうです。
こちらの作品も三船敏郎さんの演じる椿三十郎が頼もしくカッコいいところが見ものです。
ぜひ「椿三十郎」を最後まで楽しんでください！
