黒澤監督の映画「醜聞(スキャンダル)」のあらすじやキャストについて見ていきます!
醜聞(スキャンダル)は、三船敏郎さん主演で黒澤明監督とは4作品目となるモノクロ映画です。
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Contents
映画「醜聞(スキャンダル)」のあらすじ!
バイクが好きな画家の青江一郎(三船敏郎さん)と、人気歌手の西城美也子(山口淑子さん)が伊豆の同じ宿に泊まるということで偶然出会ったため、バイクの後ろに乗せて宿へ連れていってあげます。
その出来事があったことで挨拶をしに二人が同じ部屋にいたところを雑誌「アムール」の記者に隠し撮りされ、ねつ造された熱愛の記事をスクープとして掲載されてしまいます。
嘘の内容に許せない青江一郎は告訴をすることに。
そこへやってきた貧乏な個人弁護士事務所の蛭田(志村喬)が弁護したいと売り込みにやってきます。
信用していなかった青江一郎が蛭田の家を訪ねてみると結核で5年も寝たきりだという蛭田の娘に出会います。
そんな娘を抱えていることを知って蛭田のことを信用し、弁護を頼むことになります。
しかし訴えられている「アムール」側は、お金のない蛭田に10万円という小切手を渡して買収されてしまうのです。
(1950年頃の10万円は、現代で約7倍の70万円くらい)
病気の娘にも何も買ってやれなかった蛭田は良心の呵責に悩まされながらも小切手を受け取ってしまいます。
そのために裁判でも要領を得ないしどろもどろな発言が続きます。
しかし、寝たきりながら父の行動まで察知している娘の正子は、心を痛めながらも青江の勝利を信じています。
裁判の結果はどうなるのか、お金の欲に負けてしまった蛭田の最後の決断とは。
青江一郎の「僕たちはお星さまが生まれるのを見たんだ」という言葉の意味とは…!
映画「醜聞(スキャンダル)」のキャスト
青江一郎役 三船敏郎西条美也子役 山口淑子
蛭田正子役(蛭田の娘) 桂木洋子
蛭田乙吉役 志村喬
すみえ役 千石規子
堀役 小沢栄太郎
朝井役 日守新一
カメラマンA役 三井弘次
荒井役 清水一郎
美也子の母役 岡村文子
裁判長役 清水将夫
蛭田やす役 北林谷栄
片岡博士役 青山杉作
木樵の親父A役 高堂國典
木樵の親父B役 上田吉二郎
酔っ払いの男役 左卜全
青江の友人A役 殿山泰司
新聞記者役 増田順二
青江の友人B役 神田隆
青江の友人C役 千秋實
映画「醜聞(スキャンダル)」の作品情報
監督 黒澤明
脚本 黒澤明、菊島隆三
製作 小出孝
主演 三船敏郎、志村喬
映画公開日 1950年4月26日(昭和25年)
上映時間 105分モノクロ
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1943年「姿三四郎」
1944年「一番美しく」
1945年「續姿三四郎」
1952年「虎の尾を踏む男達」
1946年「わが青春に悔いなし」
1947年「素晴らしき日曜日」
1948年「酔いどれ天使」
1949年「静かなる決闘」
1949年「野良犬」
1950年「醜聞」
1950年「羅生門」
1951年「白痴」
1952年「生きる」
1954年「七人の侍」
1955年「生きものの記録」
1957年「蜘蛛巣城」
1957年「どん底」
1958年「隠し砦の三悪人」
1961年「1960年「悪い奴ほどよく眠る」
1961年「用心棒」
1960年「椿三十郎」
1963年「天国と地獄」
1965年「赤ひげ」
1970年「どですかでん」
1980年「影武者」
1985年「乱」
1990年「夢」
1991年「八月の狂詩曲」
1993年「まあだだよ」
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醜聞(スキャンダル)映画のあらすじやキャスト!動画を無料視聴する方法とは!のまとめ
醜聞(スキャンダル)は、三船敏郎さん主演の映画ではありますが、弁護士役の志村喬(しむらたかし)さんのお金に手を出しつつも良心の呵責に悩む姿も印象に残ります。
最後の蛭田弁護士が法廷で話すシーン、青江一郎が「僕たちは星が生まれるのを見た」というセリフ。
68年前の作品とはいえ、良くも悪くも人間の本質的な部分は何も変わらないですね。
映画の画質には時代を感じますが、内容的には今でも違和感なく楽しめます。
それに当時の日本の様子も見られるという意味でも貴重な作品です。
ぜひ、黒澤明監督の世界を楽しんでください!