韓国ではキリスト教の人が多くいます。
韓国人彼氏がクリスチャンだったという人もよくいます。
もし彼氏に教会に一緒に行こうと誘われたら、どんな場所なのか行ったことがなければちょっと不安になりますよね。
勧誘があるのかとか、何が行われているのかとか…。実際に東京の教会に行ってきたこともあるので私の例でご紹介します!
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韓国人の彼氏がクリスチャンでも大丈夫!
先に言っておきますと、彼氏がキリスト教徒(クリスチャン)だとしても、一緒にキリスト教徒になる必要はありませんし特別困るようなことはありませんので心配しなくても大丈夫です。
ただ、日曜日だけは毎週教会に行くので、それは理解してあげてください。
キリスト教と言ってもいくつか種類があります。
大まかにいうとプロテスタントとカトリックの二つです。
韓国では宗教をもつ人口の3割がキリスト教徒で、国で一番大きな宗教です。
プロテスタントとカトリックは2対1の割合でいるのだそうです。
そのため、韓国ではコンビニか?と思うほど小さな教会があちらこちらにあります。
夜になると建物についている教会の十字架が赤く光っているのでよく分かります。
日本人は、あえて言うなら仏教?くらいの宗教がほとんどで、あまり宗教になじみがないですよね。
私も特にどこかに属している意識はありませんし、宗教というとむしろネガティブなイメージの方が大きくて入りたいという気持ちにもなりません。
韓国でクリスチャンが多い理由についてはよく分かりませんが、現代では親や家族がクリスチャンだから子供も一緒にクリスチャン、という人も多いのではないかと思います。
韓国人の彼氏がクリスチャンだったら
彼氏が熱心なキリスト教徒であれば、毎週日曜日は必ず教会に足を運びます。
日本にもたくさんの韓国系の教会があります。
一日中いるわけではないので、もしデートの予定があるなら教会に行って礼拝をしてから、どこかに遊びに行くことになります。
そして「一緒に教会に行こう」と誘われるでしょう。
特に抵抗がなければ一緒に行ってみても良いと思います。
ただ、日本人がイメージする立派な教会ではありません。
マンションの一室だったり、古い建物の一角が教会として使われていたりします。
その教会に来る人はみんな韓国人で牧師さんも韓国人なので、アウェー感は満載かもしれません。
でも怪しい宗教団体ではないですし、クリスチャンでなくても教会に入るのは問題ありませんので毛嫌いしなくても大丈夫でしょう。
実例!私の韓国人彼氏のお母さんが牧師さんだった
知らなかったのですが、彼氏(現旦那)のお母さんが牧師さんでした。
キリスト教のことはまったく知識がなく、プロテスタントかカトリックかどうかもよく分かっていませんでしたが、女性の牧師さんということでプロテスタントだったようです。
(カトリックは牧師ではなく神父で男性のみ)
例にもれず、彼から「お母さんが牧師をやっているから日曜日に教会に行かないか」と誘われて、初めてお母さんに会うという日に礼拝に訪れました。
古い建物のエレベーターで上がって入ってみると…。
牧師のお母さんが説教をされていました。
そして話を聞いている人は、弟とその友達数人だけでした。
とりあえずイスに座り、話す言葉を聞き、最後に袋が回ってきたので500円入れておきました。
礼拝(?)が終了した後は、持ってきた手土産のドーナツを別室で一緒に食べながら自己紹介して話して終了しました。
その後は住んでいる場所が遠かったこともあり行くことも特に誘われることもなかったです。
これがもし近くに住んでいたなら、毎週日曜日に行かなければならなかったかもしれません。
彼はお母さんが牧師さんなので都合が合えば当時は行っていたようですが、幽霊部員ならぬ幽霊教徒というか、正直全然キリスト教の信仰心を持っていなかったので、家から離れたら教会にも行かなくなりました。
ということで、彼は不真面目なクリスチャンでしたし、一緒に行った時も全然他の人がいなかったので何の参考にもならないのですが、教会に行っても何か勧誘されたり買わされたりすることもありませんでした。
まぁ、最後に献金(?)で500円出しましたがそれで終わりました。これも自由ということで出さなくてもいいし金額に決まりもありません。
韓国人の彼氏がクリスチャン!カトリックとプロテスタントのどっち?
キリスト教オンチにはありがたい。 pic.twitter.com/Kr0MlpRUwn
— 高林ゆうひで (@leeyongsoo) 2014年11月23日
このような違いがあるのですね。
日本で見かける「基督教(기독교、キドッキョ)」と書かれているのはプロテスタントを指しています。カトリックは「天主教(천주교、チョンジュギョ)」。
また、プロテスタントの教会はそのまま教会(キョフェ、교회)で、カトリックの教会は聖堂(ソンダン、성당)と呼ばれています。
韓国人の彼氏がクリスチャンなのはコミュニティの一環みたいなものかも…
どれくらい熱心なクリスチャンなのかにもよりますが…、とにかく彼氏がキリスト教徒なのであれば日曜日の礼拝は欠かさないと思います。
一緒に行っても行かなくても自由ですが彼が行くことは理解してあげましょう。
また、自分が行きたくないのにあまりにも熱心に誘ってくる人は注意が必要かもしれません。
危険とか怪しいとかという意味ではなくて、行きたくないと意思を伝えているのに無理に連れて行こうとするのは彼女への思いやりに欠けているとも言えますよね。
でももしかしたら、「怪しい所ではないことを知ってほしい」という理由もあるでしょうから毛嫌いすることもないとは思います。
うちでは韓国人旦那も全然行っていませんが、知り合いの韓国人は毎週日曜日に電車で1時間かけて東京の教会に通っています。
なぜ行くのか聞いてみたところ、彼も熱心なキリスト教徒というよりは週に1度の同郷の集まりで色々な話ができるのが楽しいから、という理由でした。
○○のスーパーが安いとか、同じ職種の人との出会いとか、一種のコミュニティの場になっているみたいです。
手作りのキムチをもらってくることもあるそうで…、電車に乗る時は気をつけてもらいたいものです。