ロマンスドール(映画)のあらすじ・キャスト!原作もチェック!

映画「ロマンスドール」はタナダユキの小説である「ロマンスドール」を原作とし原作者であるタナダユキが監督をするということで実写化した映画です。

型破りな設定の小説を実写化した映画「ロマンスドール」のあらすじやキャスト、原作についてもご紹介します。

 








映画「ロマンスドール」の作品と原作情報

https://twitter.com/tanada_honnin/status/1090113982017368064?s=20

タナダユキ初のオリジナル小説。初のオリジナル小説でありながら自ら脚本・監督を担当することとなりました。型破りなストーリーで、もがきながらも夫婦としての本当の幸せを見つけていく物語です。

 

原作者のタナダユキは映画監督や脚本家、小説家です。2001年映画「モル」でデビュー。脚本・監督ともに主演も務めました。この作品でPFF(ぴあフィルムフェスティバル)アワードグランプリ、日活のブリリアント賞との2冠を受賞し、期待の新人として注目を浴びます。2007年には「さくらん」にて脚本を担当。小説としては映画にもなり自身の代表作である「百万円と苦虫女」や「復讐」があります。

タナダユキさんプロフィール
  • 1975年8月12日生まれ
  • 福岡県北九州市出身
  • 事務所 マッシュ
  • デビュー作 モル

プロデューサーは2013年「私の男」や2016年「残穢(ざんえ)住んではいけない部屋」、「ヒメアノ~ル」に携わった永田芳弘です。

今回の映画「ロマンスドール」の原作は2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」にて連載され、後半は書籍のために書き下ろされた小説です。2009年に単行本(ソフトカバー)・全208ページでダ・ヴィンチブックスから発売されました。2013年には、デザインを変え再度発売されました。

今回の実写化に関しては原作者であり監督でもあるタナダユキ自身は

「10年ほど前に小説として書いたときは、まさか映画化できるとは思ってもみませんでした。自分で書いたものですが、だからこそ、いい塩梅で小説から離れ、映画として再構築できればと思いましたが、それはキャストの力、スタッフの力なくしては実現しないこと。そういう意味でも今回、最高のキャスト、スタッフが集まってくれたと感じています。(途中省略)生きることがあまり上手でない人たちの、歓びも悲しみも矛盾も愚かさもすべてを包み込んで、作品として昇華出来るよう、最強で最高なスタッフ、キャスト陣と共に、完成まで突き進みたいと思います。」

とコメントをしており、映画自体もそうですが、原作そのものも注目されること間違いなしの映画になりそうです。

 

公開は2019年秋を予定しており、原作者タナダユキや原作のファンが今から楽しみにしている映画です。

ロマンスドールのあらすじは?

ラブドール職人の北村哲雄は美人で気立てのいい園子に一目ぼれします。後に結婚しますが、ラブドール職人としてラブドールを作る仕事を彼女にずっと隠して続けていました。哲雄は仕事にのめり込み、恋焦がれて結婚したはずの園子とは次第にセックスレスになっていきました。いよいよ夫婦の危機かと思っていましたが、園子は胸の中に抱えていた秘密を打ち明けます。

悩み、もがきながら夫婦としての幸せを見つけていく生と死の物語です。

 





映画「ロマンスドール」の出演キャスト!

2019年1月29日に出演キャストが発表されました。主演は高橋一生さんと蒼井優さんで、映画「リリイ・シュシュのすべて」以来18年ぶりの共演、初の夫婦役となっています。

映画「ロマンスドール」出演キャスト 高橋一生

映画「ロマンスドール」の主演でラブドール職人としての仕事を妻の園子にずっと隠し続けている北村哲雄を、高橋一生が演じます。

1980年12月9日生まれの俳優で、1990年「ほしをつぐもの」で映画デビュー、同年の「続続・三匹が斬る!」の第5話でテレビデビューしており、子役から活躍しています。
それからはたくさんのテレビドラマや映画、CMなどに出演しています。1995年スタジオジブリ政策のアニメーション映画「耳をすませば」で主要キャラクター・天野聖司の声を演じ、現在でも話題になるほどの人気がありファンの多いキャラクターとなっています。

ひょんなことから総理大臣と息子の人格が入れ替わってしまう物語の2015年テレビドラマ「民王」で第1回コンフィデンスアワード・ドラマ賞と第86回ザテレビジョンドラマアカデミー賞でそれぞれ助演男優賞を受賞しました。2018「僕らは奇跡でできている」では、民放ゴールデン・プライム帯テレビドラマに初出演しています。

 

映画「ロマンスドール」出演キャスト 蒼井優

映画「ロマンスドール」のヒロインで哲雄の妻、秘密を抱えている園子を、蒼井優が演じます。

1985年8月17日生まれの女優、モデルです。1999年1万人の中からミュージカル「アニー」のポリー役に選ばれデビューしました。
その後事務所に応募し、雑誌のモデルとして活躍しています。2001年「リリイ・シュシュのすべて」で映画に初出演、以降は数多くの映画に出演しています。

2006年映画「フラガール」などでの演技が認められ、第30回日本アカデミー賞最優秀助演賞、第49回ブルーリボン賞主演女優賞をはじめ多くの映画賞を受賞しました。この後にも出演した映画で数多くの賞を受賞しており、テレビドラマはもちろん映画で活躍する女優です。

 

映画「ロマンスドール」出演キャスト きたろう

哲雄の師匠である相川金次をきたろうが演じます。

1948年8月25日生まれの俳優、タレントです。コントグループシティボーイズのメンバーでもあります。学生時代から俳優を目指し舞台での演劇活動をしていましたが、芝居を学びなおすために劇団俳優座小劇場に入りました。
同期生には後にシティボーイズを結成することとなる大竹まことと斉木しげるの2人、俳優の風間杜夫がいました。1988年あたりからテレビドラマ・映画に出演し始め、NHK大河ドラマからコメディー要素のある作品まで、幅広い役柄で活躍しています。

映画「ロマンスドール」出演キャスト 渡辺えり

哲雄の同僚の田代まりあを、渡辺えりが演じます。

1995年1月5日生まれの女優・演出家・劇作家・作詞家です。1982年映画「ウィークエンド・シャッフル」で映画初出演。NHK連続テレビ小説に現在まで5回出演しています。
主演しているドラマは多数シリーズかしているものもあり、1996年「Shall we ダンス?」や2004年「スウィングガールズ」、2014年「舞妓はレディ」などの映画にも出演しています。2017年「アメリと魔女の花」では声優としても活躍しました。

 

映画「ロマンスドール」出演キャスト ピエール瀧

久保田商会の社長の久保田薫を、ピエール瀧が演じます。

1967年4月8日生まれのミュージシャン・声優・俳優もこなすマルチタレントです。テクノバンドの電気グルーヴのメンバーでもあります。
楽器の弾けないミュージシャンを公言していますが、作詞や映像表現にも関与しており、コンセプトだけではなく音楽面において重要な役割を果たしている人物です。2000年代以降は俳優としての起用が多く、テレビドラマや映画にもたくさん出演しています。

2013年「凶悪」で第37回日本アカデミー賞優秀助演男優賞や第68回毎日映画コンクール男優助演賞などを受賞しています。優しいお父さんや職人、冷たい性格の人物まで役幅広い役柄をこなす俳優です。

 

ロマンスドール(映画)のあらすじ・キャスト!原作もチェック!のまとめ

映画「ロマンスドール」は詳しいことはまだ公開されていませんが、今年注目の高い邦画の一つです。

キャストとストーリー、そして原作者のタナダユキの監督・脚本で小説がどのように映像化されるのか楽しみですよね。映画の詳しい情報をチェックしながら、原作もぜひ読んでみてください!