韓国で結婚できる年齢の法律は何歳から?年の数え方で学年も違う!

韓国で結婚できる年齢の法律は何歳から?年の数え方で学年も違う!

韓国では年齢を「数え年」と呼ばれる数え方で計算するため、日本人と同い年でも韓国では年齢が変わってしまいます。

というわけで結婚する際の年齢は何歳から法律上OKになるのか確認してみました!

韓国では学年も変わってくるのでこちらも紹介します。

 

韓国人の彼氏は嫉妬がすごい?特徴や結婚してからの違いはある?

韓国人の彼氏は嫉妬がすごい?特徴や結婚してからの違いはある?

2018年7月22日








韓国での年の数え方は「数え年」!

韓国では「0歳」の赤ちゃんはいません

産まれたらその瞬間1歳です。

「0」を使わない数え方で「数え年」と呼ばれています。

そして、新年を迎えると全員1歳年を取ります

 

例えば2015年10月1日に子供が生まれた場合、

2015年10月1日~2015年12月31日の3ヶ月間は「1歳」。

2016年1月1日~2016年12月31日までは「2歳」となります。

 

0歳児がいない上に1歳の期間も生まれた日によって期間が変わってくるのです。

 

もし12月31日に生まれた場合、翌日には「2歳」になってしまうのです。

ですので日本ではまだ29歳だったとしても韓国の数え方ではすでに30歳、もしくは31歳になっていると計算されます。

韓国の芸能人たちの年齢や生年月日がどうやら違う…というのは、このように日本と数え方が違うからなんですね。

 

韓国で結婚できる年齢の法律は何歳から?

では、韓国で結婚できる年齢は何歳からになるのでしょうか。

調べてみると、2006年10月15日までは男は満18歳以上、女は満16歳以上となっていましたが、同年10月16日より結婚できるのは「男女ともに満18歳以上」と法改正されていました。

 

この法律上の中では「満」となっていますので、こればかりは日本と同じ年の考え方です。

誕生日を迎えてその年齢に達したら、ということですので韓国で満18歳を迎えた時は、年齢では19歳か20歳になっている人もいるのです。ちょっとややこしいです…。

 

日本でも結婚は男女同じく18歳に法改正予定!

2018年現在の日本では男は18歳、女は16歳から結婚することができますが、男女ともに18歳で結婚と民法改正案が出されています。

これは戦後直後に定められた婚姻年齢を70年ぶりに見直して、男女平等にしていくそうです。

確かに、現代では女性だけ16歳で結婚できるというのも違和感がありますね。

改正案成立後は周知期間を経て、早くて2021年に施行する方針なのだそう。

 





韓国での学年の分け方が日本と違う!

韓国では数え年、というだけでも日本と違ってややこしいのですが、さらに違うことと言えば学年の分け方です。

元々韓国では日本より1ヶ月(と1日)早い、3月1日から2月末までの生まれの人が同じ学年となっていました。

 

しかし2009年に韓国国内で法改正があり、1月1日から12月31日までが同学年になりました。

同じ学年の人は数え年でみんな同じ年となり、2003年生まれの子供からは早生まれと呼ばれる人がいなくなりました。

現時点ではまだ法改正前の2008年までに就学した人たちは3月~2月までが同学年なのですが、2009年以降に小学校へ入学した子供たちから適用となっています。

 

この切り替え段階がさらにややこしさを増していますが、結果的にはみんな同じ年で干支も一緒、というのは今の日本より分かりやすくなりますね。

 

韓国ではチング(友達)は同い年と早生まれのみ

日本では年の差があっても友達になってしまえば同等の関係ですが、韓国ではそうはいきません。

男同士であれば1歳上でも「ヒョン(お兄さん)」と呼びます。

韓国人の夫に確認して見たところ、早生まれだった同じ学年の人は「チング(友達)」、学年が一つ上だけど早生まれの人は、曖昧なところもあるけどやっぱり「ヒョン(お兄さん)」と呼んでいたそうです。

 

日本に来て同郷の韓国人と知り合いになっても、学生時代が終わっても年が上なら「ヒョン(お兄さん)」なので、いつまでも「友達」ができないと嘆いておりました。

隣国とはいえ、海外で同じ年の生まれの知り合いを見つけるのはなかなか難しいようで、8年経っても同い年の「友達」に出会えていません…。

 

「ヒョン(お兄さん)」はいるんですけどね。友達がいないとうるさいので、「ヒョンをやめて友達になってみたら?」と提案しましたが却下されました。

 

ちなみに、女の子が年上のお兄さんを呼ぶときは「オッパ(お兄さん)」ですね。

これも厳密には年上の異性のお兄さんを呼ぶときだけに使われる言葉ですが、少し甘えた呼び方にもなるので、関係によっては同い年や少し年下でも「オッパ」と呼ぶのもアリだそうです。

 

韓国で結婚できる年齢の法律は何歳から?年の数え方で学年も違う!のまとめ

韓国では、
年齢の数え方は「数え年」。産まれたら1歳、1月1日になったら2歳。
●2009年より学年の分け方は1月1日からに変更。
●2002年2月生まれまでは「早生まれ」が適用。
●結婚は2006年10月16日より男女ともに「結婚は満18歳以上」。

 

結婚できるのは日本と同じ年の数え方で男女ともに満18歳以上。「満」は韓国語でも「マン」と読みます。

学年は1月~12月までという年の分け方ですが、2009年施行なので2018年時点では3月~2月までの分け方も混在しています。

 

国が違えば同じ年でも年齢が変わってしまうのが不思議ですね。

私は12月生まれのため、1月から11月までは韓国の年齢でいうと「日本の年齢+2歳」となってしまいます…。

 

2歳も老けてしまったようでイヤなので、私は日本の年齢、旦那は韓国の年齢で勝手に呼んでいます!(余計にややこしい!)

 

【関連記事】
→■韓国人の彼氏と結婚して後悔するのか幸せになるのか?実体験では…?